起きたら金髪

あれは4年ほど前だっただろうか。

目の前にはアメリカ駐在を翌日に控えた友人の
すやすや眠る姿があった。
酒に敗れた男の姿だ。

僕は迷うことなくコンビニに走った。
ここで手に取ったのは水性マジックペン、
ではなくブリーチ。
この先は言うまでもあるまい。
友人は翌朝自分が渡米前に
アメリカンな金髪になっていることを
発見したのであった。

そんな良き思い出からは程遠いですが
家財家具全部持ってっちゃってパーティの翌朝
僕の顔はちょっとステキになっていた。