●中東 2010.5.26~ 32日間

[ROUTE]:<UAE>アブダビ ・ドバイ→<イラン>テヘラン→エスファハン→<UAE>アブダビ

「どうして?」「そりゃないよ」「許せない」
イランでは、宗教、政治、歴史、太刀打ちできない大きな力を前に
憤りと悔しさと切なさで悶々とした。
それでも見返りを求めないたくさんの愛情に触れ、
最後には一番好きな国の1つになった。

服装、食べ物、飲み物、風習、たくさんの規制と暗黙の常識があり、
正直窮屈に感じる部分もあった初めての中東。
その中で人々のまっすぐさや温かさが逆に際立って胸に残った。
さらに 「こんなふうに自分もなりたい」と思う人との出会いは、
「自分は、どうだろうか」という自問へとつながり、大きな学びを与えてくれた。

 
 

 

メディアが伝え(られ)ない、でも市民みんなが知っている、イランの現状。
「xxって怖い国だねえ」とか僕らが言っている間に
人民達は戦ってるんだ、自由や人権を勝ち取ってるんだ、
そんな事をより肌身で感じるようになった。
(YUKI)
2010.7/13「人民に罪は無い」より

 

旅は、私にとって「本当に大事なもの」と「どーーーでもいいもの」を
振り分け直す作業じゃないかと最近気づいたのだけど、
この「平等思想」みたいなものは、私の中の大事なものの棚から
どーーーでもいいものの棚に移されてしまったのだと思う。
(MIWA)
2010.7/25「GT:ヘジャブと貞操観念(後編)」より

<こちらを先にどうそ>
2010.7/15「GT:ヘジャブと貞操観念」(前編)

 

「私もこうなりたい」と思える人に出会えることは、幸せだなぁと思う。
オトナになった、という名の傲慢さと非寛容が
知らない間に充満してしまった体内をよく換気し、
未熟な自分を(卑屈ではなく前向きに)認識し、
何事も瑞々しく吸収し「1つ勉強になった。有難い」と手を合わせる。
こういう感じで生きていきたいな、と思った。
(MIWA)
2010.7/6「GT: かっこいい3人の女」より

 

僕にとってのメンターは、
何かの判断の時に「彼/彼女ならどうする/言うだろう?」と頭に浮かぶ人のこと。

旅の醍醐味は色々あるけれど、
やっぱり、こういう人と出会える事が一番だと心から思う。
(YUKI)
2010.11/16「メンターに会いに世界の中心に」より

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