アンジュナビーチでのある夜。
今日はShiva Valleyという店でパーティがあるとのことで
ちょっと顔を出すことに。

ひとしきり汗をかいた後
みんなのいるビーチの茣蓙に戻る。
この茣蓙がチャイママのテリトリーだ。

その後チャイママを見ていたら不思議な感覚に。

ビーチにわらわら集まる西洋人達
後ろでかかる爆音
踊り狂う人々

チャイママはどんな思いで見ているんだろう。

その後2時間ほどだろうか
僕はしゃべる気にも踊る気にもならず
ただただチャイママを見ていた。
その間彼女はただそこにいて
チャイを作り続け
たまに茣蓙の砂を振り払い
ずけずけ入ってくる客を叱り飛ばす。

サリーを身にまとい
砂だらけなんだけど
指輪やアンクレットネックレスイヤリング
ブレスレットに指輪を相当ゴージャスにつけている。
その姿はめちゃめちゃチャーミングでカッコよくて
でも自分の常識の枠を大きく超えたものだった。

彼女が生まれたころ(70年?80年?前)
から色々なものが変わってきたのだろう、
今彼女は毎日毎晩どこかでチャイを売り
(今日はマーケットでチャイを頂いた)
息子が隣でオムレツを焼いている。

respect local

それはなかなか大変なことなんだと思う。

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