昨晩、
ビールがキンキンに冷たい、
街一番のお気に入りレストランで、
僕は大泣きした。
何故か分からないけど
突然胸がいっぱいになり、
涙が止まらなかった。
ブッダガヤに来て10日間。
多くの出会いと新たな経験、
毎日とにかく何かがありすぎて、
東京とも心を通わす会話があって、
そこに親友夫婦からの第一子誕生報告。
自分の中で消化しきれていなかった
色々な思いが体中を駆け巡り、
猛烈に東京のみんなに会いたくなり、
喜びも悲しみも
楽しさも切なさも
驚きも納得も
憤りも感動も
達成感も無力感も、
全ての感情がごちゃまぜに渦になり、
とにかく涙が溢れて止まらなかった。
こんな泣き方をしたのはいつ振りだろう。
ここ数年では2回ある。
去年、4年半働いたLV社での最終出勤日。
突然さにさんが大きな声をあげ、
気づくと別フロアのみんなも降りてきていて、
大きな花束と、
大きな大きな拍手をもらった時。
3年前、宮古島での僕らの結婚式の翌日。
ハイビスカスの庭の芝生の上で、
平穏を取り戻しつつあった宿の様子を
一人眺めながら何があったのかを
初めて現実に理解できた時。
いずれも、わき目もふらず
がむしゃらに全力で走っていた時に、
たまっていた感情が
何かのきっかけにより
せきを切ったように流れ出した。
今ここブッダガヤでは
毎朝5時半に起き座禅を通じて自身の心を見つめ、
昼は地元の学校に通い子供達とふれ合い
近隣の村々を訪ね慈善活動の現場を感じ
社会起業家達にインタビューを重ね、
夜は新たに心を通わせた世界中の仲間と
人生を語らっています。
たったの10日間。
会社や宮古とは比べ物にならない
全力っぷりかもしれないけれど
それでも何か大きなものを感じている。
大きな感動とともに日々を過ごしている。
旅行に出てよかった。
今までも何回か感じたことはあったけど
今のこの感情は特別だ。
そして大きな感謝でいっぱいです。
父さん母さん兄弟達先生達仲間達、ありがとう。
とにかく今、
猛烈に感動しています。
その前日、美和も突然涙を流していた。
