ぼろぼろになってたどり着いたマラウィ湖畔の町、ンカタベイ。
Nkhata Bayと書くのでンカタベイと思っていたら
なんとなく通はカタベイと発音しているので
今後そのように書くようにします。名前みたいでかわいいし。
さてそのカタベイちゃん、
翌日から早速、町に湖にと色々と散策してみた。
そして僕がこの町の魅力の虜になるまで
ほとんど時間はかからなかった。
まず、なんといっても宿「Mayoka Village-マヨカビレッジ」がヤバい。
将来宿なんかできたらいいね的な話もよくしてるのだが
かなり参考になる良いイメージをもらえた。
15分ほど歩いた浜の対岸から。湖畔のジャングルに自然のかほりたっぷりの建物が並んでいる。
部屋の目の前は湖、
ボートは生活の足
そして専用の小さなビーチ的スペース 洗濯物の乾き具合にうるさい妻も納得
だいたい夕方に飛び込んだ
湖を臨むバースペースもなかなかの雰囲気(昼/夜)
ここも恐らく「定番バックパッカー」だがセンスがダントツよい
フードの質も良い、この夜はビュッフェ
ウェイターの1人。誰かに似てると思いませんか?
建物や階段は全てローカル大工さんによる天然素だし、トイレは糞尿を肥料へと変えるCompost Toilet。
自然と共生していく姿勢をいたる所で感じられた。
あとは、のどかな景色。
マヨカから5分でパブリックビーチに、
15分で小さな町に出る。
宿のスタッフと共にボートで湖を行き、
近くのビーチで砂を袋につめた(写真は箸の使い方講座)
町へ続く坂を下ると
子供たちに囲まれ
ビーチでもそれは一緒
活気はあるがゆるやかな町の雰囲気も好きだった
そして、何より、ローカルとの触れ合い。
1時間もすればまわれるような小さな町なので
みながみなを知っているような雰囲気で、
観光客にも超フレンドリー。
町にあふれるラスタマンたち/子連れ母さん
町のバーは昼から大盛況
ドレッド兄ちゃんにカッコいいねと言うとやってやると
編みこんでこすり合わせたら1本なんとなくそうなった
中でも仲良くなったのが初日にマヨカのバーで会ったブーブスとレモンスクウィーズ(皆すごいニックネームを持ってる)
数日後に町で会ったらローカルバーへ連れていってくれた。
売っているのは女性たちだが、飲んでいるのは若い男たち。
大音量のブラックミュージックの下、昼間から退廃したムードが・・・
飲んでいるのは「SHAKE SHAKE CHIBUK-シェイク・シェイク・シブーク」という、
その名の通り振って飲むローカルビール。お味はおが屑の入った甘くないまっこり。
こうして期待通り、
大満足の時間を過ごしていたのだが、
数日たってふと気がついた。
ドレッドの兄ちゃんはドレッド全部を10ドルでやるぞと
あの後しつこく言ってきたな。
ブーブスとレモンスクウィーズも気づいたら
毎回何かと持ってるものを売りつけようとしてきたな。。
ラスタマン達もフレンドリーと思ったら
クラフトショップのしつこい客引きでしかなかったな。。。
実は俺、たかられてるだけジャン・・・
当初の最高潮の満足度から一転、
僕は裏切られたような、
むなしい気持ちに陥ってしまった。。。
(続く)