最近うんこが快調すぎて書くことが無いのですが
たまにインド人に「いいヒゲだね」と声をかけらる
ようになったのがささやかな喜びです。
これはビヨンセに歌うまいねと言われる事と同じか
中国人に自転車に乗るのうまいねと言われるのと同じか
議論した結果後者になりました。
さてバルカラについて早6日目。
僕はサーフィン漬けの毎日、
美和は美和で料理したり探索したりと
ゆるりと過ごしています。
この5日間でバルカラビーチの「しくみ」
みたいなものを発見しました。
サーフボードを借りたのはこのイケメン、ハナス
(イケメン選手権候補からは惜しくも落選だそうです)
彼は同時に、僕らの行きつけとなった
CHILL OUT LOUNGEというレストランで働いてもいます。
ちなみに ここ、名前はいかにもですが
かなりナイスです。
で彼がどんな暮らしをしているか聞いてみたところ
なんと1日20時間くらい働きづめ。
朝10時くらいからビーチで働いて
夕方からレストランに勤務し明け方4時くらいまで働く。
で終わりと思いきや7時半にレストランが開くので
10時まで働くのだとか。
睡眠は4時~7時半の間だけ(といいつつビーチでたまに寝るらしいが)、
しかもこの生活がシーズンの半年間毎日続く。休日なし。
そんだけ働いてどれだけ稼いでいるのか?
ビーチの仕事は出来高制。
ビーチパラソルとかボディボード とかサーフボードレンタルを
僕ら観光客に売り歩く。
売上の 10%-20%くらいが彼らの取り分で
1日数百ルピー(1ルピー2円です)の 稼ぎになるとのこと。
レストランは月給制で4000 ルピー。
時給になおすと・・・やめよう、そういう事じゃあない。
僕はサーフボードに10日間2500 ルピー払ったけれど
彼の取り分は500ルピーだったそう。
仕切りが決まってるとか割合が決まってるとかじゃなくて
「ボスが決める」 んだって。
ボスはパラソルやボードなどのオーナーで10人くらい
いつも取り巻きがいる。
見たところバルカラビーチには2人ビーチのボスがいる様子。
ハナスのボスでもあるムジ
と、最初に交渉したおっさん。
名前忘れたけど見たまんま相当いい人系。
彼らまあさすがに若い奴らより雰囲気はあるけど
なんかすげえ普通のおっさん。
1日中ビーチにいるっぽいし
話してもぽや~んとしてるし。
バルカラは狭いので2人とほぼ毎日必ず会うけど
交渉決裂しレンタルしなかった方のボスも
そんなの関係ない様子で「オーマイフレーンド!」 、
ほんわかします。
がよく考えると
1日10人の若者が1,500ルピー稼ぐとすると15,000ルピー、
月にして450,000ルピー、給与が20%としても360,000ルピー。
半年しかシーズンが無いことや天候など色々なリスクはあるけど
メンテコストほぼ無いし原価もたかが知れてる、
相当いいビジネスな気がする。
ちょっとファイナンス機能があれば若い優秀な人々も
こうやってお金を稼げるのかなあ。