30歳直前になって、何を思ったかサーフィンを始めた。
自然と素っ裸で向き合うこのスポーツ。
 おっさん化した身体にはかなりタフだったが、
 寒くても痛くても波が無くても、僕は毎週末海に通った。
 そして波に乗る快感だけでなく、LIFE WITH SURFINGに魅せられていった。
それから約3年。
 なんとか横に滑れるくらいの腕前でしかないけれど、
 迷わずウェットスーツとリーフブーツをバッグに詰め込んで、
 僕は世界一周の旅に出発した。
 世界中の海に入る期待に胸を躍らせて。
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下記は、旅の間にサーフィンをした場所について、
 本気のサーフィン情報、というより「旅をしながら波乗りも」
 という視点でまとめたものです。
 海の中だけじゃないサーフィンの魅力を少しでも伝えられれば嬉しいです。
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バリ島(インドネシア) ”衣食住波オールラウンダー”
 ■ポイント情報:
■ポイント情報:
 島全体にポイントが点在しクタからバイク圏内にも多数。
 初心者からエキスパートまで十分に楽しめる。
 ポイントにより混雑しているが波質サイズとも◎。
 ■ボードレンタル:
 超豊富 300円/日~
 ■ サーフタウン:[クタ、レギャン、ほか]
 安宿、食堂、飲み屋、ショップ、バイクレンタルなど、
 全てにおいて充実。低コストで快適長期ステイ可。
 ・ 
説明不要の世界のサーフパラダイス。リゾート開発が進んだ結果の喧騒は煩わしいが、
 アジアの雰囲気は残り旅気分は十分味わえる。青い空の下バイクを借りて島を走り回り、
 夜は安旨アジア飯 と冷たいビールをローカルサーファーとかっくらう。最高の7日間。
 (ちなみにクタの後に行ったウブドはバリの印象を変える夢のようにステキな場所でした)
 
 
  
 
■ブログ・・・ 「SURFING BALI」
ケープタウン(南アフリカ) ”住みたい街No.1でエレガントサーフ”

■ポイント情報:
 市内中心地からバス・電車圏内にポイント多数。
 そこそこ混雑、波質○、サイズはダブル超えも頻発。
 ■ボードレンタル:
 ミューゼンバーグは豊富(1,000円/2時間)だが
 その他のポイントは無しor稀少
 ■ サーフタウン:[ケープタウン、ミューゼンバーグ] ケープタウンの美しさ素晴らしさは他の追随を許さない。
 ミューゼンバーグは風情乏しいのでケープから電車通い推奨。
ダーバン、ジェフリーズベイなどの世界有数ポイントに恵まれたサーフィン王国、南アフリカ。
 “マザーシティ”ケープタウンはサーフィン以外で有名だが波質サイズとも超優良。
 中でもキャンプスベイは著名人たちの別荘地にもなっている高級リゾートエリアで、
 テーブルマウンテンを目の前にエレガントな雰囲気な中サーフィンを楽しめる。
 というかケープタウン。ワイナリーあり自然あり文化あり。そして街が超キレイ。
 今のところ勝手に住みたい街No.1に躍り出ました。 
 
 
  
 
■ブログ・・・「ケープタウン波チェックレポート」、「南アの寒流は冷たかったが最高だった」、
 「ケープタウン10日間の旅、いかがでしょう」
スワコップムント(ナミビア) ”アフリカの大自然に身を投げ出そう”

■ポイント情報:
 スワコップ市内から南のワルビスベイにかけての砂漠エリアに
 ほぼ無人の優良ポイントが連なる。水は激冷たいが波質○。
 ■ボードレンタル:
 街に1軒のみ 1,200円/時間
 ■ サーフタウン:
 ナミビア第2の都市は在住ヨーロピアンが別荘を持つリゾート。
 洗練された雰囲気を楽しめるが逆にアフリカンテイストは無い。
 物価は総じて高いので注意が必要。
まさかこの国でサーフィンができると思っていなかったが、調べるとポイントは多数。
 しかしそのほとんどが手付かずで、周りを見ると人の代わりに鳥達と砂漠が広がる。
 大自然の中レンタカーにボードをぶち込みポイントを渡り歩く幸せは格別。
 この国でのサーフの魅力は荒々しい自然の中ポツンと1人で海に入るその感覚。
 ほかのどこよりも自分のちっぽけさを味わうことができた気がする。
 
 
  
 
■ブログ・・・「砂漠の国でも波に乗りたいというのが人の心だと思う」 、「サーフスポットinfo」
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トーフォ(モザンビーク) ”エビ、カニ、ジンベイ、サーフ。万歳。”

■ポイント情報:
 ポイントは2つ。開発の進むトーフォ正面ビーチ(サンド)と、
 15分ほど歩き山を越えたトーフィノ(リーフ)。トーフィノは
 インド洋有数のポイントで波質◎だがカレントが強いので注意。
  ■ボードレンタル:
 トーフォ、トーフィノとも豊富 900円/日~
 ■ サーフタウン:
 ジンベイザメと泳げるオーシャンサファリで有名なトーフォは
 リゾート化が進むもアフリカ風情満載。トーフィノは何も無い。 
内紛や貧困、災害などで問題の多い国モザンビーク。元ポルトガル領という点も含め
 他のアフリカ各国ともまた違った情緒が流れる。中でもここトーフォは南ア人をはじめとして
 世界中の旅行者を惹きつける。インフラはまだまだ乏しくがそれを補うのはエビ、カニなどの激安
 シーフード及びおよび圧巻のジンベイザメ。更にサーフィンもでき、この上求めるものはありません。
 
 
 
 
■ブログ・・・「インド洋でサーフィンがしたかったのです」、「ジンベイザメと泳ぎたかったのです」
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タガズート(モロッコ) ”サーフキャンプでも、アパート賃貸でも”

■ポイント情報:
 タガズート周辺の徒歩圏内だけでも4-5個の優良ポイントが。
 アンコールポイント(リーフ)は恐らく北部アフリカ最高の、
 パノラマビーチ(サンド)は初心者レッスンに最高のポイント。
  ■ボードレンタル:
  超豊富 800円/日~
  ■ サーフタウン:
 端から端まで歩いて10分ほどの小さな街だがモロカンピンクに
 彩られ雰囲気は十分。ローカルマーケットなんて最高。 
当初は送迎やレンタル、食事まで全て揃ったサーフキャンプで世界中のサーファー達
 との共同生活を楽しんでいたが、コスト面がネックとなり(1日1人4,000円 )、後半は
 海沿いのステキアパートを 借りての自炊生活へ。ローカルマーケットで死ぬほど安い食材
 を買い込みタジン鍋使って自炊をして朝から晩までサーフィン。ボードレンタルもレッスンも
 安い食堂も宿もあり夢のようなサーフィン生活を楽しめるはず。
 
 
  
 
■ブログ・・・「サーフィンのある生活inモロッコ①サーフキャンプ編」、「②自前生活編」
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バルセロナ(スペイン) ”冬季限定の知られざるサーフポイント”

■ポイント情報:
 中心地からバスor電車で1時間以内に数個点在。
 中でも心地よい雰囲気で海浜公園化しているモンガットが好き。
 サイズは基本小さくコンディションはそこそこ、初心者多し。
  ■ボードレンタル:
 モンガット周辺を探しやっと発見したのは駅構内。1800円/日
 ■ サーフタウン:
 バルセロナ、嗚呼バルセロナ。飯は旨いし見所多いし
 ガウディ先生ヤバいしホント大好きですこの街。
サーフィン無しでも訪れたいこの街で、電車で30分の所に波が立っている。
 こんな夢のような事があっていいのだろうか。しかも海はスーパークリアブルー。
 2週間の滞在中5回出向いてサーフできたのは2回のみと波コンディションについては
 神のご機嫌をうかがうほか無いが、サーフィン好きはウェット調達して(レンタル不可)GO。
 残念ながら冬しか波は立たないらしいので暖かいウェットをどうぞ(さもなくば僕のように・・・)
 
 
  
 
■ブログ・・・「バルサーフ、万歳。」
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リマ(ペルー) ”トランジットだけではもったいない”

■ポイント情報:
 首都リマのビジネス中心エリアの目の前が優良ポイント。
 たるいながらもサイズもコンスタントにありファンサーフ可
 南に車で1時間、プンタエルモサという超優良ポイントも。
  ■ボードレンタル:
 ビーチ沿いにテントが数多く出店 600円/日~
 ■ サーフタウン:[ミラフローレス] ダウンタウンとは異なるハイソな雰囲気のこのエリア。いけた
 ショップやカフェとローカルさの共存が心地よい。
ポイントから徒歩5分の安宿に居を構え、滞在2週間、毎朝ひたすらサーフ。
 崖が切り立つ立地も最高にカッコ良く、またさすが首都のインフラ充実度も快適だった。
 多くの人はマチュピチュなどへのトランジットのため数日で発ってしまうこの街だが、
 少し滞在を伸ばしサーフィンをしよう(レッスンも超豊富)。
 それ以外の時間で味わうダウンタウンのローカルさも南米のリアルで最高だった。
 
 
  
 
ブログ・・・「夢の生活再び~Surfing at Lima~」
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TO BE CONTINUED….