かつてジミヘンドリックスが定宿を持ち
「街ごと買いたい」と言ったとか言わないとか(by iruka小林さんおざす)。
彼のほかにも多くの芸術家やサーファー、文人達が
住み着いたと言われる「風の街」、エッサウィラ。

街がピンク色の建物で埋め尽くされたマラケシュから西へバスで3時間、
白と青の街並みと落ち着いた雰囲気に、僕らは一瞬で魅了された。


バス停から歩いてくると遠くに城壁に囲まれた旧市街が見えてくる。相当アガった。


普段アクセサリーに全く興味を示さない妻が「砂漠の民」「ノマド」と言ったキーワードに反応し
アンティークものを購入したのもこの街の特別な雰囲気のせいだろう。

もちろんオヤジラブは健在。
働く人も、何やってるか分からない人も(こっちが大半)、味があるんだよな~。

このおやじは市場で買ったカニをさばいてくれる人。
市場で買った魚を奥に持ってくと数十円で焼いてくれる。
ローカルばっか、で雰囲気最高だった。

そして何より僕を魅了したのは、カモメ。
ちょっと異常なんじゃないかと疑うくらい凄まじい数のカモメが
街中を昼夜問わず飛び回ってる。

きんもち良さそうに飛ぶんだこれが。
自分自身こんなにカモメ萌えするとは発見だった。

エッサウィラ、ヤバいですまじで。
街の雰囲気を楽しみながら、
波や天気のいい日はサーフィンやビーチサッカー。
何する訳じゃないんだけど、
流れる空気が素晴らしいあんばい。

街ごと買うなんてもちろん無理だけど、
こんなところに別荘なり定宿を持てたら・・・
などと柄にも無い事を思ってしまった。