twitterでも感動を叫び続けた個人的に世界最強の街パリス。

でも、この街を心ゆくまで楽しめたのは、
僕らを快く泊めてくれた素敵な3組のお宅の
ホスピタリティのお陰であることは間違いない。

東南アジア居候ツアーでも思ったが
モノよりコトより人の心、優しさに感動させられる。
会うなり鍵をポーンと渡し「好きにしてリラックスして」
とサラリと言う感じ、最高に嬉しかったっす。

*

ひと組目は、マラウィのフェスでショップやってる時に
サッカーボールを寄付してくれたステキ夫婦、キャサリンとアルノ。
当日に突然「今夜泊めて」のお願いにもかかわらず
オフコース!プリーズ!疲れてるだろうからすぐ来てシャワーでも!
という、どうしてそこまで?的に優しい即レスに涙。


キャサリンは7年前にUKのTVのパリレポーターとして渡巴里だそう。


make yourself at homeという定番文句に乗っかってすぐに寝巻きに。


パリ初日。昼過ぎに着いたが結局1歩も外をでずゴロゴロさせて頂く。


インテリアはシンプル&スタイリッシュでとにかくクリーンだった。


サラダにパンとチーズとワイン。後でリゾット。気軽な感じが凄く嬉しかった。


コチェスクールでの寄贈式の写真/動画を見せたらすごく喜んでくれた!


ダブルベッドサイズのカウチベッドにご機嫌の妻

とにっかく優しいキャサリンfromスコットランドと
フランス男はよう喋ると聞いてはいたが本当によく喋るアルノfromフランス南部。

元々マラウィにはbookbusというNGOのボランティアで来ていた2人、
社会貢献に関する意識も非常に高くそんな議論にもなった。
キャ「UKはgivingカルチャーが根付いているけどフランスはその逆だと思う。」
アル「そうだね高い税金払ってるんだから国がやるべき的感覚はあるかも。」
なんて話はへぇと思った。

あとキャサリンが「パリは大好きだけど一生住めと言われたらキツい。」
と言ってたのも印象的だった。
フランス、特にパリって、文化が強いだけに観光客的には最高だが、
住むとなるとやはり外国人的には辛い面が多多あるようで。

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2組目は、ナミビアで会ったアネリーナ、とその彼フランソワ。
彼女は同じ宿で仲良くなって、オジワロンゴのモニクを紹介してくれた。

キャサリンアルノとは違い、2人はパリジャン・パリジェンヌカップル。
でも超気さくでノリノリ。


一回外食した時は南仏のアリゴとか言う郷土料理の店@オデオンにつれてってくれた。
チーズとマッシュポテトをこねまくったらこうなるらしいがとにかく美味。


モンマルトルが近所ってことで夜の散歩も。


サクレ・クール寺院。ちょー、かっちょ良かった。 キッズ達がたむろってんのが甘酸っぱかった。


彼女たちの家は赤ベースのインテリア。スケルトンに近い状態で家を買って、
自分たちでペイントしたんだって。いいよな~そういうの。


写真とか置物とか壁中棚中に貼ってあったり置いてあったり。
一見ゴチャゴチャなんだけど全体として雰囲気のあるカッコいい部屋だった。


愛猫の名前はミサ。デスノートのキャラクターから取ったんだって。


ちなみに彼女たちはMANGAファンで奇面組が好きと聞いてかなりアガって、
真剣な顔して「なぜ彼らは時々急に小さくなるの?」と聞かれたのはかなり笑った。


結構寒かったのにフランソワはずっとTシャツ姿だったのがさりげなく印象深い。
ちなみに美和が得意の切り込みでフランス恋愛事情について聞いてたけど
フランス語で「私たちは付き合ってるの?」「うん付き合ってるよ」 は
「ケスコネ?(私たちは何ですか?)」「 オネトンソンブル(私たちは一緒(アンサンブル)です)」
だそうです。
あともひとつトリビア。
ジュテムは「愛してる」。だけどジュテムボク になると弱まって「好き」になるんだって。
ボクってメルシーボクのボクでvery muchって意味なのに。
女性の方、仏男性のジュテムボクには騙されないように!


キッチンがまた最高で、キモチいい光が差してそのまま朝食取れる小さなテーブル。


さらに映画館にあるような壁についた折りたたみ式の椅子とテーブルが最高。
(のみの市で買ってきて壁に穴開けて取り付けたんだって)

アネリーナとはスワコップの宿で会って、
その後モニク宅居候中にまた会って、今回で3度目の再会。
旅の中で毎日のように出会う素敵な人たち、
僕らはその何百人のうちの1人だったのに、気づいたら超仲良くなっていた。

こういう出会いは求めても来ないし、求めなくても来る時は来る。
もしくは意気投合してもたまたまメアド交換を忘れたり
直後やたら忙しくて連絡せずにいて一生会えない事もある。
本当にめぐり合わせだし、出会いを科学したり運命とかうだうだ言わず、
ただただ感謝したいと思う。

*

そして。

5日くらい?お世話になったのが、マコ!宅でございます。
妹のコっちゃんと共に4人共同生活。


初日夜はレンハル結婚式用ビデオ作成のためマコにも急遽出演依頼。
はい、頭に乗っかってるのはもちろんエッフェルタワー。


周囲の好奇の目にもかかわらず該当取材、キツ目メーク似合ってるぜ!
中央はたまたま遊びに来てたマキさん、何か思いついたみたい。


スタイリストとしてご活躍中のマコさんは毎日撮影に急がしそうだった。


アパルトマント前でも撮影。個人的には撮影者コっちゃんのポージングがツボでした。


ロケーションを変えて「バス待ち」シーンでもコっちゃん仁王立ちで活躍中。


もひとつツボは、ちゃんと美容ケアのマコさん。


考える人をやってくれた。


「島耕作」激読み中なのに振り向き美人もやってくれた。


あと料理もこう近所の市場がイケてるとやる気でるよね~


今夜はシーフードビリャーニだ!海老の値段はモザンビークの10倍以上したけど。


ロワールのワイナリーで買ってきたスパークリングで乾杯!最高!


そこへ突然ヘアメイク勉強中のルーチーちゃんfromチャイナ達がご訪問。
尖閣が何だ!平和は市民で作っていこう!!だって超かわいかったぜこのコ。


その夜は明け方までyoutubeナイト。
安田生命CM(2002年)に信じられないほど涙した「感動映像ナイツ」
だったはずが最後「東方神起ナイツ」に変わり始めたので僕は寝ました。

とにもかくにも、超楽しかったぜ癒されましたマコ&コっちゃん。
本当に本当にありがとう。

*

居候。という形を通して、一歩踏み込んだ形で、
色んな国の、色んな人の、色んなものを、味わわせて頂く。
最高でした。

ふと思う。
こんなに頂いてばかりでいいのだろうか。
「自分ら長期旅行中なんで、、、」
何度どれだけ、人の好意に甘えてきたのだろうか。

ありがとう。
スカっと鍵を渡して優しくする度量を磨きます。
今はこれしか言えないです。