昨日夜は恭介&純奈の新居にお世話になった。
たくさんの友達のサプライズ訪問と
おいしい食事、ゆっくり入浴&ふかふかベッドで
これ以上ない時間を過ごせた。有難い。
まさに前途洋々!な御来光だ
朝8時の成田第2ターミナル。
車で送ってくれた恭介&純奈。
のほかに、なんで?
ワラワラと馴染みの顔が集まってくる。
成田遠いのに。ほら眠いでしょうが。
みんなで朝食。
こんなとき照れくさくって何しゃべってんだか、だね。
冗談ばかり。真面目にありがとうなんて言えない。
いよいよゲートに入るってとこで女子2人泣き出した時点で
堰を切ったように、だいの大人が謎の涙のHUG。
周りで並んでた人々が面食らってる。
今生の別れじゃないんだから。
長い列は続き手荷物のX線検査まで。
振り向くとまだ手振ってる。
どんどん見えなくなる。手の先だけになる。
でもまだ振ってる。
誰かのピースが最後に見えた。
私たちは、帰ってこなければ。いい顔で。
搭乗ゲートまで見送ってくれた正人&梨花。
彼らもこれから大きな挑戦があり来年は日本にいないかも。
別れ際「助け合って生きて行こうね!」と正人。
昔私が正人に言った言葉だった。
ほんとに、ね。
定刻に走り出す機体。
ふと、最後に会った日、追いかけそうになりながら手を振っていた
勇輝と私両方の両親の姿が浮かんだ。
あのなんとも言えない表情。
祝福と応援と、でも不安と寂しさと。
瞳は力強く、口元は笑みで、眉毛だけ困って今にも泣き出しそうな。
私たちは、帰ってこなければ。無事で。
武勇伝なんてなくたって、大冒険じゃなくたって、
なんだっていいから、とにかく帰ってこなければ。
深呼吸1つ。
何度乗っても飛行機はちょっと怖い。
『アルケミスト』を思い出す。3度読んだ本。
私たちが、この先やるべきことがあるなら、
私たちは、死ぬわけがない。
「全宇宙が力を貸してくれる」はずなんだ。大丈夫。
勇敢さと、大胆さと、適当さを持ってゆこう。
失敗も困難もあるだろうけど
前兆を見逃さないようにしよう。
マクトゥーブ。
(MIWA)