アルゼンチン、コルドバに来ました。

こんな頭のままで。

日本人観光客はおろか、まったくアジア人を見ない街の中で
「謎 」感を出しまくってます。
勇輝のちょんまげとダブルで、よくぎょっとして振り返られています。
またはポカンと見つめられています。
または子供に指をさされます「ママ、あれなあに?」

でもさすが都会。「どこから来たんだ!?」なんて不躾に話しかけられたりしません。
ずいぶん久々に見た24時間営業のドラッグストアとウェッジソールの女子。

だからこそ、だからこそ、
今、ペルーとボリビアの日々を懐かしく思い出しています。
街からの疎外感に?しょげて?なんかいませんよ。ははは。



ペルーの首都・リマのミラフローレス。ピカピカのショッピングモールで、
アルパカの伝統織物を織る少女。何を想うのか。


フランスから2回乗り継いだ飛行機でバゲッジロスト。スペイン語のできない私たちのために
問い合わせたり受け取ったり、よくしていただいた宿のママ。


リマからクスコへ向かうバス。標高がぐんぐん上がる。ペットボトルもひしゃげる。


バスで一緒だった男の子。泥んこになってバスやら地面やら触っていた。


バスはカマ(一等席)とセミカマ(二等席)を選べる。このときは初めてでカマを選んだけど、
一階で天井低いしトイレが近くて臭いし、これ以来必ず2階のセミカマを選ぶようになった。


クスコの日用品街。懐中電灯を一生懸命説明しながら売ってくれたのは、13歳の少女だった。


はじめまして。東京の本間と申します。初めて見たリャマさんの顔。


クスコの町でたくさんの赤ちゃんや子供に会ったけど、不思議と圧倒的に女の子だった。
なに?気圧の関係?しかし皆すんごく可愛い。


クスコは、鶏の丸焼き屋の多いこと。ここはその名も「スーパーポジョ(鶏)!」。
スーパーマンに扮したニワトリがトレードマーク。これとビール買って帰って豪華な夕飯400円。


洗濯屋さんが安くて早くて便利だった。インカトレイルで泥まみれになった
服6キロと靴丸洗い。1キロ90円、靴は1足300円。お世話さまです。


近所の屋内市場の風景。売るほうも、毎日食べに来るほうも、なんかほんわかな空間。


通ったフライドチキン屋にて。5人兄弟の末っ子がパソコンに食いつく、と思いきや
後ろでお兄ちゃん2人もしっかり凝視。もっと一緒に遊びたかったね。


クスコ近隣の村より。アルパカみたいな少女。


同じく。姉妹そっくりね!


クスコを離れ、チチカカ湖半のプーノへ。同じバスに乗った家族。
お父さんに「末の息子をもらってくれ。日本で育ててくれ」と言われ、喜ん「マジ?いいの?」と
息子に聞く。そしたら後ずさって「ううん」と。そりゃそうよ。家族一緒が一番なのよ!


私たちは南米のバスターミナルが大好きになった。壮観。冒険と旅立ちと別れのにおい。


プーノについた。プーノといえば、空。


圧倒的迫力の雲によって知る。空ってこんなに広い、だけじゃなく、でかいんだって。



素敵なランジェリーショップもCDショップもドラッグストアもないけど、いいよね。好きさ。


プーノといえば、前に座席がある自転車タクシー。試しに一度利用したら、途中から
じいさんが可哀想になって交代した勇輝。でもここは標高4000メートル。無理があった。


プーノ。町のたまご屋さん。


通った定食屋さん。食後にコカ茶を入れてくれる。

絶品の焼き魚。トゥルーチャ。



船に乗って、葦でできた島、ウロス島へ。


ちょっと柔らかい地面(要は葦の固まりが湖に浮いてる)の感触といい、独特の暮らしぶり
(トイレはない等)が興味深かったけど、観光客が来ないと成り立たないんだなとか、
もしかしたら本当はこの暮らしはもう誰も望んでないのかもなと思ったりして少し切なくもなった。



タキーレ島。ホームステイ先の可愛いキンティーナ。


キンティーナが摘んでくれたムーニャ。お湯に入れて飲んだり料理に使うハーブ。いい匂い。


中庭(土間?)で夕飯の支度を手伝い始めるキンティーナ。


たくさんのじゃがいも。たくましい野生的なじゃがいも。


めーめーさん。勇輝が悶える。


島じゅう編み物男子だらけ。


じゃがいもの花。きらきら。


バカ(うしのこと)。こっちの牛は頭がでかくて口が白くて、子供の時想像してた牛って感じ。


お花を摘んで売っていた少女。ダリアを一輪髪にさしてくれたの、ありがとう。


こんな景色を毎日見て暮らす。ってどんなんだろうね。
また・・・・会える・・・かな? とにかく、元気でね。


ウユニの町で、コカの葉を買うおじさん。

 

「オラ!」「どこから来た?」「ハポンか、そうかそうか」
「旅行か?」「結婚してるのか?」
「ここは好きか?」「食べ物はどうだ?」
「そうかそうかそれはよかった!」

こっちがスペイン語できなかろうが話しかけてきて嬉しそうにして、そういう人が多くって、
食べる飲む愛するみたいな毎日が生生しくて、
すっかり好きになってしまったペルー。ボリビア。

いろんなものを受け取りました。

ありがとう。



ラパスにて。ずっと、真っ黒で味気ないなーと思ってた勇輝のバッグに
アンデスの織物を縫い付けてみた。よくなったでしょ。


***

皆さんもぜひ。

おいでませペルー、ボリビア。
おいでませマチュピチュ、ウユニ。

「いつか」「きっと」を、
「いつ」「必ず」に変えるのは、案外簡単かもしれません。
(家のよく見えるとこに、「マチュピチュ・ウユニ」と書いた貯金箱を置くだけです。笑)

え?今から合流?
会いに来てくれ
るって?もちろん大歓迎です!!!

***

いや、だから、
しょげてなんてない
って。
大丈夫ですって。。。

(MIWA)