※この投稿は女性限定の秘密の小部屋です。
黄声または奇声が聞こえても男性諸君は決して覗かないでください。

 

拝啓、淑女の皆様
いかがお過ごしでしょうか。
ご無沙汰しておりました、ガールズトークの時間です。

まずはちょっと、私めの頭髪の悩みについて
語らせてくださいまし。

「5年もつ」というまことしやかな伝説を誇り、
「100年の恋も冷める」という別名を持つ、
哀しみの“ボリパー”をかけてしまった私の毛。
あれから早2ヶ月。
しかし・・・
まったくその精力に衰えを見せておりません。
むしろ育っている??
と私を怯えさせるほど、生い茂っています。

 

それは朝。
起き抜けに鏡を見るたび、
「ラブイズふんふーんー・・・ふふふんふふふー」
と低い声で口ずさんでいる自分がいます。

いらない!
朝っぱらからこんな哀愁!

 

 

それは夜。
シャワーを浴びて鏡を見るたび、
FCバルセロナのキャプテン、プジョールが私を見つめています。

いらない!
夜分にこんなガッツ!

 

・・・はぁ、はぁ。

そんなわけで、まあ、もう、参っているのです私。

そこで!!!
「ボリパー・ヘアアレンジ案」大募集!
美和(妙齢)がアガる、ヘアスタイルを思いついた方、
どんな小さなアイデアでも結構です、
コメントかメールにてどしどし応募ください!
採用された方にはもれなく、そのヘアを試した私のブロマイド写真と、
心の友フィーフィー&プジョールの写真、
あとご希望のイケメン写真をセットにしてお送り致します。
あ、郵送じゃなくメール添付です。
どうぞよろしくお願いします。

あ、はい、分かりました。
もういいですね。
そそくさと本題、はいります。

いやー、長かった。
出すタイミングが見つからなかったのね。
でも、来ました。
ずいぶんと長らく温めていたイイ男たちを放出するときが
やって参りました。

ちょっと鏡を見て髪を整え、淑やかに襟元を整え、
戸締りを確認し、お気に入りの飲み物(シャンパンのロゼなんて素敵です)を用意し、
どうぞ、お楽しみくださいませ。

はじまりはじまり~

 

モロッコ

 

エントリーNO.1
マルコ王子 1.5歳


いきなり乳幼児かよ!とそのツッコミ、ナイスです。
そうですイキナリの飛び道具、反則行為、開始2分のイエローカードです。
暗いけど分かる?長距離バスで、隣に座ってた、というか、終始眠ってらしたんだけど
その寝顔から美のオーラが!いや、知のオーラも!
だって6時間だか8時間だかの移動よ。グズるでしょ少しは。彼ったら1秒もグズらなかったのよ。
なんて空気読めるお子なの?なんて母想い?!
お忍びで庶民のフリをしてる皇室の子なんじゃないかって本気で思っちゃったわ。


バス到着。あらーーーーー!!!起きたらまた、これ、高貴!!!
なに?キャンディキャンディ実写版のアンソニー?!
まあ、迎えに来た爺ちゃんの顔見て、お忍びの皇室の件は思い過ごしと知ったけど、
どうなっちゃうんでしょ将来。モロッコ指折りのムービースターかしら。
どうか爺ちゃんに似ていきませんように!はい失礼!

 

 

 

エントリーNO.2
ハビエル 19歳


OK、犯罪ではない年齢の子を。彼は、フェズのリヤド式素敵レストランにいた子です。
なにやらオーナー?みたいな雰囲気を出していて(テーブルを片付けようとしない)
お金持ちか聞くと、そうだ、と。あとは目が青いのがアメリカからの血筋らしく
それをやたら自慢してきたのを覚えています。
あ、あんまりいい印象じゃないですね。
私も全然好きじゃないことを今、感じました。
でも、バラ色のほっぺを見れば分かるように、悪い子じゃないのよ。
素直なだけなのよ。そう。
じゃ、はい、次。

 

 

 

エントリーNO.3
モハメド 29歳


わかりましたよ。大人の男ね。適齢期ね。
ちょっと、よくない?この素朴さ。そうなのよ。幸せにしてくれるのは、こんな男なのよ結局。
ヒゲが濃いのをちょっと置いておいて、目をじっと見てみて。
見えた?2文字、見えた?
「誠実」。
そうよ、誠実なのよーーーー。優しくて、真面目で、嘘をつかない。これよ!
いいじゃないこの、淡くモサい感じ。慎ましく、温かく、愛を育んでいくの。
妻になったら、まずは夜なべして毛玉を取ってあげるでしょ、
それからヘルシーな手料理で3キロくらい痩せさせて、服をコーディネートしてあげて・・・
やだ!かなりカッコよくなるじゃない!
そこの、スルーしようとした貴女!いい?彼は金の卵なのよ。彼は、育つわ。

 

 

 

 

エントリーNO.4
ヂロラモ 36歳


きゃ!迷路のようなメディナを歩いてたら、いきなりそこだけイタリアの風が吹いていたの!
その正体は彼。シャツもセーターもちょっとここらじゃ見ないもの。たぶんイターリア製ね。
少し面積を増したおでこを堂々出したぴっちりオールバックも流石じゃない?
写真で分からないけど、足も細くて長くて、そして優しかった~!
わかるでしょ?目のキラキラ具合で。
でも彼が店員だったのか通りすがりだったのかはちょっと分からなかったんだけど。
まあそれが、モロッコマジック。または私のフランス語力。

え?なに?
さっきから全然好みじゃないって?!嘘でしょ?
こんなに動悸が激しいの、私だけ?

 

 

 

 

エントリーNO.5
カズオ 21歳


こちらはどう? 私が通った八百屋さんの男の子。八百屋ニュータイプ。
思わず新しいカテゴリ作っちゃったわよ「文科系八百屋」。
いや真剣に、このタイプが八百屋にいるって世界的にめずらしいのよ。(私調べ)
佇まいが、違うの。八百屋らしくないの。落ち着いてて、もちろんダミ声なんかじゃなくて、
合間に分厚い本とか読んじゃいそうな。
そうか、本当は大学に行きたいけど親父が八百屋で仕方なく・・・涙・・なんて
勝手な妄想が膨らんでしまいそうです。私が足長おばさんになってあげましょうか?
なんて心配はでもご無用。結構楽しそうだからです。野菜を愛しているのね・・。
彼が売る甘い甘いみかんを食べながら、芝生の木陰に座り、
彼から野菜の種類の話、根や茎や実の成り立ち、ビタミンの話、聞きたいわあーー。

え?
全然だめ?なんでー?
え?イケメン基準がおかしくなってきてないかって?
NON!そんなことはない!
ただ、そうね。
出逢ってしまうとね、情がね。ほら、隣の席のガサツな子をうっかり好きになっちゃうみたいな、
あれよ。誰でも経験あるでしょ。淡くて甘酸っぱい・・・

 

 

 

 

エントリーNO.6
宮田くん 24歳


(ちょっとごめんなさい、私の学生時代の友人に似てる人がいて・・・宮田くんと・・。)
きたわよ!どう?!正真正銘、イケメンでしょ?!
ああ、そうあの日。一目で優しいと、穏やかだと、わかったのよね。そして、ほんとにそうだったの。
写真を撮りたい、ただの変態の私に、どこから来たのとかモロッコはどう?とか話しかけてくれて。
なんとか最高の一枚を撮りたいと思ってお願いすると、なんかおっさんも入ってきてしまって。


彼は土産物屋をこのおっさんと2人でやっています。
「お父さん?」と聞こうとして万が一違ったらなんなんで「お友達?」と聞くと、
そうだベストフレンドだ、と。
いろんな意味で、ホッ。 皆さんご安心ください。彼は将来こう ↑ なっていきません。
きっとどんどん素敵になります。
いいわあーーー。かっこいいわー。背も高くてさあー。はぁ、はぁ、
絶対大事にしてくれると思うわあーー。
彼と一緒なら、座布団(後ろに写ってるまるいの)一生懸命売っちゃうわあ--- 。

調子が出てきましたぞ。
どんどん行きますね。

 

 

 

 

エントリーNO.7
タケシ 18歳


メディナの雑踏の中でひときわの光を放っていたのが彼。
ワゴンで手作りのお菓子を売っていたのよ!
思わずトリュフみたいなチョコレートを買っちゃったわよ!
なんか独特の味で不思議だったけど。。。
彼に見とれながら食べてたからかしらん?うふふ!
気づいた?気づいちゃった?放っていた光の正体は、この、お肌よ!
なんてもちもちしてるの?!あとこの美しすぎる眉毛のカタチね。


キャーキャー言いながら写真を取ってたら、照れてこの小憎らしい表情を。
いいわあーこういうとこも。若いわあー。
ちょっと冷たくされてねー、電話も出てくれなかったりねー、もう!なんて
スネてたら、ちょっとだけ優しくしてくれるの。ねー。きゃは!

 

 

 

 

エントリーNO.8
ラナ  12歳


ああ、彼ね・・。はぁ・・。ちょっと胸がきゅんとなってしまうのね、この話は。
街角に佇む彼があまりに可愛くて、写真を撮らせてもらって
(なんて可愛い笑顔を見せてくれるのかしら!と鼻血が出そうになりつつ)
少しお話をして、バイバイして、しばらく歩いたら、ちっちゃい男の子がイタズラをしてきたのね。
っていってもなんか紙ふぶきみたいなゴミ?をパって投げてきて私がキャーってびっくりした、
ってそれだけなんだけどね。
それが彼の弟だったみたいで、彼がバって走ってきて、ちびっ子をつかまえて
思い切り背中とか腕を叩いて叱ったのね。ちびっ子は泣きじゃくって、それから
彼と手をつないで私のとこに来て「アイムソリー」って頭を下げたのね。
もう、くるよね。きゅんきゅんくるよね。
いいのよ!って握手したのね。ちっちゃな手とね。
そしたら、お兄ちゃんの彼が「どこ行きたいの?」って。
ちょうど、見たいホテルがあって迷ってたとこだったのでホテル名を言うと
「こっちだよ」って。連れてってくれるみたいで。
それがこのときの写真ね。↓


なんかよくない?弟がさ、叱られたのにお兄ちゃんのこと大好きなのが
伝わってくるでしょ。可愛いでしょ。
それで連れてってもらったんだけど、結構先をどんどん行っちゃって、
でも自分たちが見えなくならないように時々振り返って確認して、


その感じがもうたまらなく可愛くて。もうーー!!!
ホテルは結構遠くて、案内してもらって助かったのね。
ここメディナの常識では、これはガイドということでお金を要求されるのが当然。
お礼を言ってお金を出そうと思ったらサっと「バイバイ」と。あ!せめてアメでももらって!と
渡そうとしたら「虫歯になるからいらないです、ありがとう」ってきちんと言われて
(弟は一瞬ちょっと欲しそうにして、でもお兄ちゃんがそう言ったから
うんうん、って納得したように目をキラキラさせた)それで手をつないで行ってしまったのよ。
弟は一度振り返って手を振ってくれたのよ。
ああ、もう可愛い。ほんとにいとおしい。
これちょっとイケメングランプリと主旨変わってきてるね。
でも許してほしいの。少年だけど、これは恋じゃないけど、
こんな素敵なオトコノコがいるんだってこんな素敵な兄弟がいるんだって感動したのね。
私がモロッコの少女だったらこの子と今すぐ婚約するわ。
はあー。なんだろう。幸せで、淡く切ない気持ち。
はっ。これが、本当の、恋・・?

 

 

 

 

エントリーNO.9
マクジョブ 26歳


来ましたよ。砂漠の男。正真正銘のノマドです。
白いジュラバとターバンがこんなに似合う彼。
砂漠の夜に灯りはないのでこんな感じの写真になっちゃったんだけど、
優しいのね。彼といい、らくだといい、どうして砂漠の男は穏やかなのかしら。
それでいてね、強いのよ。男もらくだも。(らくだはもういいって?)
いや、らくだがね、あ、なんだか彼がらくだに見えてきて・・・どうしてかしら。
彼は、砂漠のキャラバンに行ったときのコーディネーターだったんだけど、
(一緒には行ってくれなくてそれは残念だったんだけど、)
なんか心が清くてさ、英語で一生懸命しゃべってくれてさ、日本語も覚えようと懸命でさ、
ほんともう、彼の笑顔に救われたのよね。行く前も、帰ってきたあとも。
ちょっと、砂漠の男は私にとっても別格なのね。「かっこいい男」の基準変わっちゃうのね。
みんなにも会わせたい。砂漠男子。とらくだ。
どんなだっけ?という貴女は、こちらを見てね。

ごめんなさい。真剣になっちゃったわ。
コーナーの主旨変わっちゃったわ。

 

 

 

 

エントリーNO.10
アリ 27歳


出た!この男! アルガンオイルクリームを巷の3倍の価格で売りつけた男!
キー!カネカエセ!
でもね、許しちゃうのね。悪い奴じゃないのよ。お茶目だったの売り方が。(気になる方はこちら
そんで、このね、ちょっと自分イケてんだろ?って思ってる的なとこがね、またニクイわけね。
そーんなにはイケてねーぞ!と思いつつ、悪い気分にはならんのね。
また、これ、ありがち恋の始まりパターン?!
もう、モロッコ男子ったら、変化球投げてくるねー。内角ギリギリ来るねー。


ふと、彼の横顔見てたら、ふっと何かが頭に浮かびかけて
でもはっきりしなくて・・・
数日後分かったのが、エジプトのホルス神だったっていう。


いや、神ってことじゃないよアリ君。鳥ってことだよアリ君。

 

 

モロッコ。
しかし味があったなあー。
町も、料理も、男も。
みなさんも、ぜひ行ってほしい!
不思議な迷宮で、味のある男の罠にはまって
恋の迷路に・・・!
きゃーーー!

はい。
ありがとうございましたー。
モロッコは以上でーす。
パチパチ。

 

で、

スペイン

 

来ました!スペイン!

公式  [スペイン=いい男]。
はい正解。

そう、町じゅう、ね。
老いも若きも、ね。
かっこいいです。美しいです。そして時おり、可愛いです。
そう、たとえば、彼みたいに、ね。

エントリーNO.11
ミゲル 23歳


バルセロナの大きな広場(名前?忘れたわ)で、飲み屋のチラシを配ってたのが彼!
そのくりくりおめめとくりくりパーマ、人懐っこい笑顔のおかげで、
「写真撮らせて!」と叫ぶことができました。
そしたらこんな可愛い表情!はっ!ウインクじゃないの!
ずきゅん!! 夫・・・よし、見てない!
はーんきゃわいいいいいい。
しかしあなたどうしてまた、こんなコケティッシュな髪型に。
その心意気っていうか、ユーモアっていうか、センスっていうかがいいよね(褒めてない?)。
でもさ、よく見て。この顔に、好みの髪型入れてみて。福山とか、ユチョンとか。
これまたいいでしょーーー。ね、こう見えて、正統派のイケメンなのよ。
出会えてよかった。ありがとう。

 

 

ピッ、ピッ、
ピーーーーーーーーーー
試合終了ーーーーーーー

 

なんと!!!
スペイン編、以上!!!

やめてください!
観客席から物を投げないでください!
暴れないでください!パンツ見えてますから!
そこ!車を燃やさないで!ガラスを割らないで!

ほんとにごめんなさい謝ります。
どうしても撮れませんでした。
ビビりました。
だって、


↑ こうゆう男子が町歩いてて、(※イマイチな服のカタログより撮影)
「あのーーー写真をーーーー」っていえますか?
本当の、ただの、変態になってしまうじゃないですか!!!
日本人のイメージに傷をつけたくないんですの!

 

あ、そうだ私の脳の検索エンジンで「バルセロナ イケメン」といえば


このお方(小さい方ね)なんだけど、さんざん書いたのでこれ以上は本物の変態になるので、
彼が思春期になったとき嫌われたくないので、自粛します。

いや、ほんとに、
ただただ、ごめんなさい。
でも、ほんと、スペインかっこよかった。イケメン祭だった。イケメンの国だった。
皆さん、どうか訪れてください。
そして、写真を撮ってください。ガウディとイケメンの。
そして私に送ってください。大事にします。お願いします。

 

あまりに申し訳ないので
ここで、告知コーナー。
交際相手をお探しの、でも「いないのよねー・・」とため息をついている方に
とびきりの朗報!!!

モロッコで出会った、こちらの男性(左)です。
国籍ドイツ、ケープタウン在住。
会社経営、旅好き、バイク好き、36歳(たしか)。
まわりにどうも素敵な女性がいないらしく、聞けば
「自分(の人生哲学)を持った、きちんとした女性がいない」と。
立ち居振る舞いがガサツで男と張り合うような女性はどうも合わず、
ここ数年は結果的にインド人やアジア人女性と付き合ってきたと。
これは!日本人女子がぴったりだわ!と思ったわけです。
今ピンと来た方、メールください。そして南アに飛ぶのよ!
ひゅーひゅー!そこのYOU、行っちゃいな!

※既婚の皆さんは、あしからず、
妄想の世界で南アへお飛びください。
それはそれで素敵です。

 

最後に、
今回惜しくも予選通過しなかった
準イケメンの皆さん。
会えて嬉しかったです。みんな、(それなりに、)好きです。




このコーナーは(つくづく、)皆さんの熱いご声援
(と私の変態気質)によって支えられています。
どうぞどうぞ、投票、コメント、お待ちしてまーーす。

さーて南米も頑張るぞーー

ではまた次回、イケメンの国でお会いしましょう!

アディオス!

 

PS.
なんだか物足りなかったというそこの奥さん、
シャンパン余ってるわよーと文句を言いたいお嬢さん、
人妻妄想特急のコーナー、更新しときましたゼ。

うふふ。。。。。。

(MIWA)