先日ハーバードビジネススクール(HBS)の学生たちが東北を訪ねてきた時のこと。
お声掛けを頂き、光栄にも東京でのパネルセッションに出させて頂いた。
東日本大震災復興支援財団の荒井さん、RCFの烈さん、ETIC.の宮城さん、そして僕。
僕だけあまりに格が違いすぎて逆に笑ったのだけど、
とにかく一生懸命しゃべりました。
あ、格が違うといえばもう1つあった。
去年12月にあった英エコノミス紙のJapan Summitなる会で
猪瀬東京都知事や復興庁の岡本統括官、『デフレの正体』の藻谷様とパネル登壇。
まじありえないよね。猪瀬さんが「東京オリンピックを!」
と叫んでいて、ほとんどマイク握れなかったけど。。。
HBSパネルの際、セッションの後に感謝状をもらった。
授与にあたり、引率されていた竹内教授からこんなコメントを頂いた。
「彼らは起業家であり、型破りであり、そして何よりドゥアーだ。」
ドゥアー??知らない英単語かと思ったが、
その後の文脈 から、do”er”、行動する人、という意味だと分かった。
なるほど。
帰国後、『東北復興新聞』の活動と本の出版のお陰で、
このような場にださせて頂いたり、
尊敬していたような方々とおつきあいさせて頂く機会がある。
会話をしていると、萎えるくらい皆さん見識が深かったり頭がよかったり。
まじ自分、こんなんで大丈夫っすか?
とほぼ毎回思うんだけど、なんとか皆さんおつきあい頂いている。
なんでかと思ってたけど、こういうことかもしれない。
僕(ら)をDoerとして認めてくれているんだと思う。
やってる(きた)ことのクオリティとかインパクトとか、
言えることの深さ新しさとか、正直まだまだだと思う。
でも少なくとも、Do、行動はしてきた。
それがあるから、いまの自分たちがある。
Doer、いい言葉だ。
頭が足りなくても難しいこと言えなくても、Doerでいよう。
最後に少し余談を。
7年半前、新卒で入った富士通4年目のとき。
当時合コンチームメンバーだった、
HBS出身のサニーさん(日本人です)に声をかけてもらい、
ロケーションバリューという会社の立ち上げを一緒にさせて頂いた。
当時キャリアを模索しMBA留学を志していた26歳の自分が、
そうではなくベンチャー起業を選択した大きな理由の一つは、
ハーバードという響きへの憧れがあったことは間違いないと思う。
なんだかミーハーかもしれないけど、
そのHBSから、こうして自分の名前の入った賞状をもらうのは感慨深かったです。
まだまだ相応の仕事はできていないけれど、 精進します。