はい。MIWAですよ。
みなさん、気になってますね?
金曜のスペイン語テスト(誰も気になってない)。
74点以下で落第。
取りましたよ!合格点!
85点!やったぜ!
クラスの全員が机を叩いて喜んでくれました。
(これが私の落ちこぼれ具合を物語っています)
が、しかし、私が勝手にライバル視した
きゅんきゅんのジャーマン女子、
なんと、100点。
ぷしゅうーーーーー。撃沈。
でもまあ、 100点なら勝てないと諦めがつきます(へ?なんか文句ある?)。
ニクイのが勇輝の91点。なんか、嫌。
テストが終わってもう学校行かなくていいのに
毎日勉強を続ける勇輝。なんか、ムカつく。
はい。よい子の皆さーん、
こういうヒネクレた大人にならないようにしましょうねー。
***
で、年末年始のバルセロナ。
正人梨花宅に居候。
そこで旅疲れの私へのご褒美が待っていました。
それは・・・
第4回イケメングランプリ、東京エリアで見事優勝されました、
壮(ソウ) クン(当時0・5歳)との再会。
0.9歳に成長され、また一段とイケメン度を増しておられました。
赤ちゃんではなく、もはや美少年の領域ではと思うほどの。
※断わっておきますがこの投稿は旅とは何も関係がありません。
なんでそんなに瞳がキラキラなの?!
なんでそんなに愛くるしいの?!
なんでそんなにスイートなの?!
ママが切ったというガタガタ、もとい、無造作なヘアスタイルも彼にかかれば上品です。
それから、毎日当たり前にベイビーのいる生活、が始まった。
それは私たちにとって New world。
到着当初、関心は持たれてるんだけど明らかに怖がられている勇輝。
「この人・・・なんか、もじゃもじゃしている・・・(壮)」
もう1人のママですよ!と必死にアピるがその頑張りが空回りな私。
壮、きょとん。
「このおばさんから、かすかに妖気を感じる・・・(壮)」
お情けで寄り添ってくれたりもしたんだが明らかに抱く手がガチガチ。
不自然な体勢でごめん。。。でも大はしゃぎの私。
「この状況下ではやはりこうするのが妥当かと・・・(壮)」
*
4人兄弟で女1人、昔から男の子と遊ぶほうが楽しく、
中学で女の子特有の「グループ」やら「集団無視」やらが意味不明すぎて辟易。
それからしばらく女の子が若干苦手だった私。
(オトナになってからは女子同士が楽しくて仕方なくなったんだけど!)
だからか、なんとなく自分が産むのは息子なような気がしていた。不思議なのだが。
(でも授かれれば男でも女でもウェルカムよ!)
バルセロナ生活は、 そんな私の「息子が欲しい欲求」を
猛烈に刺激するものになった。
そんなある日、
あれ?!!
息子×2になってる!!!
梨花の友人ゆみちゃん・しゅうくん夫婦が合流。
ほぼ同じ時期にお生まれになった、そーまクンがやってきたのだ。
むきょーーーーー!!!!
こんれがまた、可愛いのなんの!
意外にも壮はジャイアンぶりを発揮(たぶん本人は遊びたいだけ)。
泣かされるそーまも、それを見て困った様子の壮も可愛くて可愛くて。
おばちゃんとしては必死で気をひこうとしたり、ただただキモく見つめたり、
寝たところをそっと抱かせてもらって悶絶したり(このあとバレて大泣き)。
はぁはぁしながら動き回るのですが・・・
でもやっぱ母親にはかなわず。
ああああーーーーなんだようーーーいいなあーーそういうの!
私もー!私もしたーーい!ジタバタ。
*
私たちひげボには1つの目標というか希望というかがあって、
バスセロナ滞在中に、ふたりで壮を預かって
正人と梨花にふたりでデートをしてもらおう!と企てていた。
それには、私たちに慣れてもらわなくちゃ!
(数日経過)
勇輝は、「うんちおじちゃん」という名前をもらい、
毎日おむつ交換をすることで徐々に距離を埋め、
(たっぷり出ました。おとなしくされるがままの壮が可愛いすぎる)
見つめる目がキモいことは変わらずだけど。
(っていうかこの柔らかそうなおなか、ヤバい!はうーっ)
毎朝寝坊することで壮との甘い時間を独り占めすることに成功。
いいぞ!
っていうか、ずるーい!
私は、一度梨花を買物に送り出し壮を見ていたことがあるのだが
小一時間猛烈に泣き続けられ、何をしてもダメで、
もうこれは私の乳をふくませてみようと思う気持ちを何とか抑え、
仕方なくマンションの下まで降りてママを待ったという。
私は半泣きの声で子守唄を歌い、疲れ果てた壮がカクっと眠りに落ちたところで
帰ってきた梨花に笑われたという。
そんなお互い苦悩の日々を経て、確実に絆をつくった私と壮。
最後はかなりの寵愛を賜ることができました。
悪ーい顔で私の顔をバリバリやっていただいたり、
目を強引に閉じられ、アゴに熱い口づけを頂戴したり、
作り笑顔ではない満面の微笑みをいただいたり。
もう何があってもいい!というほどの幸せでした。
偶然、イケナイお顔まで見ることができました。
(※ケイ君が持ってきた週刊誌です。パパの秘蔵の本ではありません)
たぶん壮の中でも、
「あれ?この人も母ちゃんかな?」と混乱していたはずです。
(それはない)
でもやっぱり、
こういうシーン見ちゃうとね。
参りましたって思うよね。
ずっと一緒に遊んできた正人と梨花。
彼らはもう、父と母なんだなーと思い知らされる。
どんな大金積まれてもゆるがない、何があっても守るものを持っていて、
どんどん強くなって、同時にとても幸せで、
それは眩しくて、ほんとに二人ともいい顔で、嬉しかった。
「もうさ、南米いいからさ、帰ろう。子を産みたいの。」
酔った勢いでそんな言葉が口からポロリと出そうになってしまう、
そんな、バルセロナだったのでした。
いやいや。
だからこそ、残りの旅を輝かせよう。
もっと、自分を磨こう、強くなろう、笑おう。
そう決意した2010年末でありました。
待ってろよ!まだ見ぬ息子よ!娘よ!
母ちゃんもっとでっかくなるからよー!もちょっとだからよ!
(MIWA)
ちなみに、恐らく勇輝の高熱が発端で強烈な「ひげ菌」がパンデミック。
壮、そーま、しゅうくん、梨花までを襲い、
正人と梨花にデートのプレゼント、どころではなく
代わりばんこの看病だったという。
ちなみにちなみに、半年弱のスペイン滞在で
スペイン語がかなり上手になっていた正人梨花。
将来、4人で(あ、壮も入れて5人で!)スペイン語でペラペラーっと話したい!
という妄想が今回学校での勉強を頑張らせてくれたのだ。
はっ、でも、
そういえば、梨花、家事の合間に壮と遊びながら
自作のノートを広げて単語を覚えていたっけな・・・。
うーーん、私も、もっと勉強する!がんばるーーー!!!