ウユニの絶景とインディヘナのちゃんおばとの激闘を経僕らは、
その足でアルゼンチン北部へ入った。


色とりどりの岩山、緑、それにサボテン。
とにかく半端ない景色を横目にバスは走り、
サルタって小さなかわいい町へ到着。そこでは2泊トランジット。


クラブへ踊りに行ったつもりが何故かペニャという民謡酒場?へたどり着き、


やっぱ生音は最高だねえなんつって、踊りに借り出され調子に乗って踊っちゃったりして、


最後に踊り子と話したら15歳と18歳と聞いて仰天した、サルタ。

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そんなサルタを経てたどり着いたのが、
アルゼンチン第2の都市、コルドバ。
ペルーで出会った旅人たちがいいよ~って言ってて、
せわしなく移動が続いたのでちょっとゆっくりしようかねと。

そこで待っていたのは、夏の空気だった。
クスコ以来3000-4000mの高地が続き寒かった毎日にさようなら、
心地よい日差しと生暖かい風、緑いっぱいの街なみ。
ついてすぐに、なんか訳わからずホンキで感動したのです。

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特に観光名所は無いような気がするこの街だけど、
居心地がよくお気に入りの場所になった。

週末のファーマーズマーケットは雰囲気最高だし、

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クラフトマーケットも最高。
商品のクオリティも高くセンスと技術でホント何でも作れるんだと感心したし、
何より、出店者はヒッピーっぽい人が多いんだけど、
なんか普通に街に溶け込んでいる、街に受け入れられているのが好感持てた。


なんか雰囲気いいんだよなあ


なんでも売ってる。楽器から、


お約束、これぞアルゼンチンなマテ、


意味不明なお面や


髪のエクステ、


個人的にツボだった瓶ビールの蓋を使った栓抜きなどの木のクラフト


あとお菓子の屋台もたくさん。なんか楽しい。

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飯。


肉とサンドイッチ、バーガー、ピザしかない!なんて妻が言うもんだから、
久々に軽くドレスアップしてレストランなんか行っちゃったりした。


そう、こういうお皿にソースがかかっちゃってる感じね、


ニョッキくっそ美味かった


アルゼンチンといえばのもう1つ、ワイン。今度行く予定のメンドーサもの。
MALBECってこっちでは一番メジャーな葡萄、ちとキツ目の味だった。


ワイングラスもインドのイケメンに仕立ててもらったワンピースも久しぶり

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で、こっち夜が長い。

これ夜中の1時くらい。金曜の夜だけど。
日没8時、明け方まで遊んで、朝はほぼ街は死んでて、昼はシエスタ。
でもなんかお金まわってる感じで街は元気。
なんすかこれ?幸せってそういうことですか?


どっかのクラブにて。小さなハコだったけど3時くらいに満員御礼。
なんかローカルはみんな500円くらいで飲み放題のパスを持っててうらやましかったけど
入場無料はいずれにしても嬉しいところ。

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周辺の町をめぐるのも楽しそう。
僕らが行ったのは1つだけ、チェゲバラの生家があるというアルタグラシア。


ほーのぼのーとした静かな町


ところどころ素敵な家があった


生家は今は博物館になってる。入場料確か100円くらい。もちょっと取って下さい。


モーターサイクルダイヤリーズ見た人は(僕もだけど)たまらんはず


ショートムービーもあったけど残念な出来だった、けど肉肉しいおば様達は見ごたえ充分でした。


やっぱゲバラ格好いい


改めてそう思った


最期の直前にボリビアから家族へあてた手紙があった。
「人生で最も大切なのは革命だ」って、娘に書いてた(ちょー意訳)。
考えさせられた。

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最後。なんかやってたお祭り?カーニバル?

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超ステキで美味しくて楽しんだコルドバ。
なんだけど、やっぱスペイン語できなくて、街の人々がイケすぎで、
実はちょっと気後れしてたとこもあって、なんか甘酸っぱい思い出。

嗚呼コルドバ。
ちょっと片思いのようなこの感じも含め、
好きなのです。あなたが。