私の投稿が遅く、時系がすっちゃかめっちゃかになってますがお許しください。
デリー滞在もあと3日、という、一昨昨日のお話です。
バンコクでまさに癒しをくれた肇の、学生時代からの親友がデリー在住、ということで、紹介してもらいました。トシくんと奥様のサキさんです。快くOKのお返事をもらい、デリーの南、ハイアットリージェンシーで待ち合わせ(つまみ出されないかドキドキした)。可愛くて賢い息子くんも一緒(彼の可愛さに早くも癒され・・・)。
「じゃ、車で行きましょう」。高速をさらにぐんぐん南へ。あれ?どこへ?「ショッピングモールです。グルガオンっていう、新しく開発されたエリアなんです」。へ?ロンプラにもデリー地図にも出てない・・・。も、もしや、バキバキデリー方面!?勇輝と顔を見合わせる。目がキランと光る。「正確には州をまたいじゃってるんですけどねー」。問題ありません!わくわく。
30分くらい走っただろうか、ピカピカした大きなビル郡が見えてきた。知っている企業の名前がどんどん出てくる。ぎゃー!キターーー!!!バキバキの香り!今、このエリアには地価の安さもあって多くの企業が拠点を移しており、それに伴い住宅がじゃんじゃん建っているという。まさにアツいエリア。隣で勇輝が固まっている。「カメラ、電池入ってないよ・・・」。ハッ!イヤーーーン!!!タイムマシン!取り寄せバッグ!PCは持ってきたのに。あらゆる方法を考えたがダメだった。そういうわけで以下、ネットで探した画像でお送りします。
程なく到着した大きなショッピングモール。その上の、ビアホールへ。ビヤ??もしや、生?無論生でした。キンキンの。何種類もあるの。しかもキングフィッシャーじゃないの。一口飲む。倒れる。悶える。夫婦でHUG。(爆笑されながら)この一連の動作をしてから、言葉がやっと出た。「ありがとうございます!!!」ティーポットビアの思い出にサヨナラ。本当に、ほんとうに美味かった。
サキさんのマストオーダーだという、こ、これは、因縁のフライドポテト!が到着。好みの細さ、熱さ、油っこさ、カリカリとしなしなのバランス、塩加減、そしてハインツのケチャップ。はい、リベンジ完了!もりもり食べながら、「デリー駅・涙のゴールデンアーチ」と題して、ポテトへの熱い思いを語る私。真相を知って呆れる勇輝。
パニールではなく本物のチーズ、野菜のペーストを固めたものではなく本物のソーセージなどを食べながら、ひたひたと癒されていく実感・・・。ぷしゅうううう。毒素の抜ける音。おしゃべりをいっぱいして、帰りに家族のお気に入りという公園、ロディガーデンへ。こんなところにも、あった。求めていた、「癒し」。(写真は翌日撮影)
なんと、翌日もお家に招いていただいて、あったかな和食の夕飯をご馳走になった。切干大根の優しい味付け、ふわりとした溶き卵のお味噌汁、お茶碗でいただくごはん・・・・・・。美味しいのと、私たちにこれを食べさせようと作ってくれた気持ちがありがたいのとで、ほっぺたがフクフクと緩んでいくのが分かった。でもなにより、素敵な人と出会えて、こうして一緒にお話していることが、私はこんなに嬉しいんだなと途中で気がついた。
そういえば、デリーでちっともインド人と仲良くなってなかったし、笑顔でおしゃべりも全然してなかった。都会だから、じゃないや。心がささくれて閉じきってしまってたからだ。鋭い目でアラ探ししてちゃ、そりゃ絶望の連続でしょうよ。バカな俺。疲れたときこそ、余裕がなくなったときこそ、目線を広げて、自分を客観視するのが大事。双眼鏡で「お、やってる」くらいに観察するのが大事。で、それもできない時もあるなーって割り切るのも大事。それも分かってても、少し静かにしてればいいのに(サーフィンで波に揉まれたときは慌てず体の力抜いて丸くなると自然にポコリと浮き上がる、そのイメージ。)私はすぐ、技を編み出そうとしたり無理に元気出してみたり我慢して平気なフリしたりジタバタするから、そばにいる人にまで火の粉が飛ぶ。勇輝は知らんぷりしてくれるから助かるのだけど。旅に出て、自分自身についていっぱい考えてきた中で、ここまで自分の心をコントロールできない状況になったのは、格好悪くて情けないけれど、大事な経験だったんだと思う。きっと私たち夫婦にとっても。
青春の思い出話、仕事の話、インドの話、夫婦の話、子供の話、将来の話・・・真剣だったり爆笑だったり、いろんな話をしながら、私の心はすっかり元気になってしまった。世界を飛び回るまさにノマドな感覚を持つ、チャーミングなふたり。またいつか、世界のどこかでと約束して、固い握手をして別れた。その足で勇輝の後輩というアキくんに会いに行った。大らかで貫禄があって、どう見ても勇輝のほうが後輩っぽいのに先輩風ふかしてて可笑しかった。でも勇輝がとても嬉しそうで、アキくんが優しくて、私はなんだか幸せだった。インドで飲めると思ってなかった、生ミントのモヒートも美味しかった。アキくんは私たちのずっと抱えてきた謎(クリケットのルールとかボリウッドスターの名前とか風俗の有無とか)をいっぱい解いてくれた。私はいっぱい笑っていた。
結局、デリーで「癒し」をくれたのは、洗練された空間、冷えたビール、うまいもの、日本食、美しい緑、もそうだけど、人だったのだ。なんか当たり前みたいに聞こえるけど、全然想定してなかったことで、それは私にとっては最高のオチで、とっても今幸せです。トシくん、サキさん、アキくん、本当に、ありがとうございました!
また頑張ろう。
焦らない欲張らない驕らない。
何度でも、やり直し。
また宜しくお願いします。
(MIWA)

続きです。
私の投稿が遅く、時系がすっちゃかめっちゃかになってますがお許しください。

デリー滞在もあと3日、という、一昨昨日のお話です。

バンコクでまさに癒しをくれた肇の、学生時代からの親友がデリー在住、
ということで、紹介してもらった、トシくんと奥様のサキさん。
快くOKのお返事をもらい、デリーの南、ハイアットリージェンシーで
待ち合わせ。(つまみ出されないかドキドキした)
可愛くて賢い息子くんも一緒だった。(彼の可愛さに早くも癒され・・・)

「じゃ、車で行きましょう」。
高速をさらにぐんぐん南へ。あれ?どこへ?
「ショッピングモールです。グルガオンっていう、新しく開発されたエリアなんです」。
へ?ロンプラにもデリー地図にも出てない・・・。
も、もしや、バキバキデリー方面!?
勇輝と顔を見合わせる。目がキラン。
「正確には州をまたいじゃってるんですけどねー」。
問題ありません!わくわく。

30分くらい走っただろうか、ピカピカした大きなビル郡が見えてきた。
知っている企業の名前がどんどん出てくる。
ぎゃー!キターーー!!!バキバキの香り!
今、このエリアには地価の安さもあって多くの企業が拠点を移しており、
それに伴い住宅がじゃんじゃん建っているという。まさにアツいエリア。
隣で勇輝が固まっている。
「カメラ、電池入ってないよ・・・」。ハッ!
イヤーーーン!!!タイムマシン!取り寄せバッグ!
PCは持ってきたのに。あらゆる方法を考えたがダメだった。
(そういうわけで以下、ネットで探した画像で精一杯お送りします。。)

程なく到着した大きなショッピングモール。
808509315_d23cd4446c
その最上階の、「Rock Man’s」というビアホールへ。
ambi mall
ビヤ??もしや、生?
無論、生でした。キンキンの。
beers
何種類もあるの。しかもキングフィッシャーじゃないの。
一口飲む。倒れる。悶える。夫婦でHUG。
(爆笑されながら)この一連の動作をしてから、
言葉がやっと出た。「ありがとうございます!!!」
ティーポットビアの苦い思い出にサヨナラ。
本当に、ほんとうに美味かった。

サキさんのマストオーダーだという、
こ、これは、因縁のフライドポテト!が到着。
好みの細さ、熱さ、油っこさ、カリカリとしなしなのバランス、塩加減、
そしてハインツのケチャップ。はい、リベンジ完了!
もりもり食べながら、「デリー駅・涙のゴールデンアーチ」と題して、
ポテトへの熱い思いを語る私。真相を知って呆れる勇輝。

パニールではなく本物のチーズ、
野菜のペーストを固めたものではなく本物のソーセージなどを食べながら、
ひたひたと癒されていく実感・・・。
ぷしゅうううう。毒の抜ける音。
おしゃべりをいっぱいして、おなかいっぱいで、
帰りに家族のお気に入りという公園、「ロディガーデンへ」。私たちは千鳥足。
こんなところにも、あった。求めていた、「癒し」。
スケールのでっかい公園だった。
(※画像は翌日また行って撮ったもの)
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なんと、トシくんとサキさんには
翌日もお家に招いていただいた。
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あったかな和食の夕飯をご馳走になった。
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切干大根の優しい味付け、ふわりとした溶き卵のお味噌汁、
柔らかい鶏の煮物、お茶碗でいただくごはん・・・・・・。
P4257876_rs
美味しいのと、私たちにこれを食べさせようと
作ってくれた気持ちがありがたいのとで、
ほっぺたがフクフクと緩んでいくのが分かった。
でもなにより、素敵な人と出会えて、
こうして一緒にお話していることが、
私はこんなに嬉しいんだなと途中で気がついた。

そういえば、デリーでちっともインド人と仲良くなってなかったし、
笑顔でおしゃべりも全然してなかった。
都会だから、じゃないや。心がささくれて閉じきってしまってたからだ。
鋭い目でアラ探ししてちゃ、そりゃ絶望の連続でしょうよ。バカな俺。
疲れたときこそ、余裕がなくなったときこそ、
目線を広げて、自分を客観視するのが大事。
双眼鏡で「お、やってる」くらいに観察するのが大事。
で、それもできない時もあるなーって割り切るのも大事。
それも分かってても、少し静かにしてればいいのに
(サーフィンで波に揉まれたときは慌てず体の力抜いて丸くなると
自然にポコリと浮き上がる、そのイメージ。)私はすぐ、
技を編み出そうとしたり無理に元気出してみたり我慢して平気なフリしたり
ジタバタするから、そばにいる人にまで火の粉が飛ぶ。
勇輝は知らんぷりしてくれるから助かるのだけど。
旅に出て、自分自身についていっぱい考えてきたのに、
偉そうにいろいろ書いてきたのに、
ここまで自分の心をコントロールできない状況になったのは、
格好悪くて情けないけれど、大事な経験だったんだと思う。
きっと私たち夫婦にとっても。

食卓を囲み、青春の思い出話、仕事の話、インドの話、
夫婦の話、子供の話、将来の話・・・
真剣だったり爆笑だったり、4人でいろんな話をしながら、
私の心はすっかり元気になってしまった。
世界を飛び回るまさにノマドな感覚を持つ、チャーミングなご夫婦。
またいつか、世界のどこかでと約束して、固い握手をして別れた。

その足で勇輝の後輩というアキくんに会いに行った。
大らかで貫禄があって、どう見ても勇輝のほうが後輩っぽいのに
先輩風ふかしてて可笑しかった。
でも勇輝がとても嬉しそうで、アキくんが優しくて、私はなんだか幸せだった。
インドで飲めると思ってなかった、生ミントのモヒートも美味しかった。
アキくんは私たちのずっと抱えてきた謎(クリケットのルールとか
ボリウッドスターの名前とか風俗の有無とか)をいっぱい解いてくれた。
私はいっぱい笑っていた。

結局、デリーで「癒し」をくれたのは、
洗練された空間、冷えたビール、うまいもの、日本食、美しい緑、
もそうだけど、人だったのだー。
なんか当たり前みたいに聞こえるけど、全然想定してなかったことで、
それは私にとっては最高のオチで、とっても今幸せです。
トシくん、サキさん、アキくん、本当に、ありがとうございました!

また頑張ろう。俺。


腐らない焦らない欲張らない驕らない。
何度でも、やり直し。

また宜しくお願いします。

(なんか文章が途中から硬くなっちゃった。。)

(MIWA)