日本ではあまり報道されていないようですが、
お近くのタイはバンコクに負けじと
こちらネパールでも大規模なデモ&スト絶賛実施中です。
主役はマオイスト。
旅行に出る前はその名前すら知らなかったが、
毛沢東思想を信奉する武装勢力の事だそうだ。
インドでも連日新聞でその名を見ていたが
特にここネパールでは「共産党毛沢東主義派」を指し、
数年前一時政権を握ったほど大きな勢力を持つ。
そのマオイストが、昨日5月1日、
現政権の退任を求めて大規模なデモを実施した。
同日中の辞任がなければ翌日から無期限のストライキ
(こちらでは「バンダ」と言います)を行うと宣言したのだが
政府は真っ向から辞任否定(まあ当然・・・)、
今日からカトマンズ含め全土でバンダっちゃってます。
バンダるとどうなるのか。
まずデカいのが道路の封鎖。
交通機関動かないのでどうにも動けない。
しかも期間は「無期限」なので
下手すりゃキムキムのバカンスは延長!?という状況。
あと店が開いてない。
赤い人達が強制寄付を迫りに来るらしく
たまらぬ店主達はシャッターをがしがし閉める。
(18時~20時は営業して良いという
だったらそもそも・・・的な心遣いもあるようだが)
土産物屋はともかくレストランも閉まるので
食事の確保もちょっと大変な状況です。
とまあ軽くシリアスに書きましたが、
ネパールではバンダは日常茶飯事らしく
人々はいたって冷静。
かつ、まぁヒマだからなんだろうけど街は人でいっぱい。
少なくとも今のところはピリピリモードもなく安全です。
で街にいても外に出れないので
昨日はチャリをレンタルして安全と聞く郊外まで逃避してみました。
ここからは写真でどうぞ。

いざ出発。赤いバッグはマムートのパチもん約1000円超ラブリー。

まずはカトマンズの南の街パタンへ。ダールバールスクウェア。相当かっこいい。

インドにはあまりいなかったモンゴリアンっぽい顔の方々もよく目にする

道中に見かけた警察団 お勤めご苦労サマです

丘を上がりカトマンズバレーを見下ろす。てか頬ヒゲ相当おっさんだな・・・

ピンクの制服が可愛い、と思いきや一番かわいいのは満面の笑みのお母さん。

渓谷を望むグリとグラを発見。

上り坂が続けばヘタレとして堂々とチャリを押して歩きます

アーリア系とモンゴル系の両方の雰囲気を持つ少女。

山の上の村で出撃準備中のチーム毛を発見 ビビって遠目から

広大な大地に段々畑が延々と続く。開墾本当にお疲れ様。

夕方街に帰るとちょうどチーム毛は村へ帰還するところだった
言うても村は平穏だしチーム毛さん達も武装しておらず
「普通の田舎の兄ちゃん」て感じで、
のほほんとしている感が伝われば幸いです。
メディアを読む限り事態を全く理解していないで
参加している村民も多いようだ。
中国の人民戦争の事をどれだけ知っているのだろう。
こういった情報やリテラシの格差、
簡単にストで止まってしまっても「まあそういうこと」な経済、
この異常事態は逆に鮮明に「ネパールの今」を映し出していると感じた。