サラーム。

最近、お腹が、ほんわりふんわり膨らんできました。

どういうことでしょうか。
全然めでたくはありません。

着いてみるまで、アブダビがどんなところか知らなかったし、
アブダビから高速バス2時間であの噂のドゥバーイに行けるとも思ってなかったし、
まさか、まさか、こんなブルジョワジーなムードの中、
自分のあらゆる欲望と真っ向から向き合う
(そしてことごとく負ける)ことになろうとは思ってもみませんでした。

まえおきはこの辺にしまして、
ここUAEはアブダビから、うまい物へのほとばしる唾液もとい情熱をお届けします。
くいしんぼう、万歳!

P5270318_rs
デイル宅すぐそばの巨大ショッピングモール、の、フードコート。
フライデーズ的バーガー屋。うんめーーーーー!!!

P5270313_rs
なぜかバーガーのセットにつくのは巨大シェイク。でへぇーーー。

P5270302_rs
もちろんゴールデンアーチも輝いており・・・(でも
デリーのトラウマで行けず)

P5270306_rs
すし屋もあった!けどネタが4種・・・右からイクラ、サーモン、卵、かにかま・・・
トマトで盛り上げたい気持ちも分かるが・・・

P5270327_rs
地下には巨大スーパー。なんでも揃う。

P5270364_rs
ビールとワインを仕込み・・・ (デイル、愛してる!)

P5280372_rs
ほぼ日の晩酌・・・

IMG_5737_rs
素敵なオーガニックキャフェー。自家製チーズのケーキ、絶品。

IMG_5739_rs
男子はバーガーを注文。
向かいに座ってるのはブルース・ウィルス、ではなくデイルさん。

IMG_5732_rs
隣にすわるのは超美女のセレブ妻。ま、まぶすぃ・・・
実は、ニコール・キッドマンの妹なの・・・。って小粋なジョークまで。
惚れてまうやろーー!!!

IMG_5745_rs
デリカテッセン併設。違いの分からないこの品揃え。じゅる・・・

IMG_5743_rs
世界のチーズがコンニチハ。

P6040538_rs
でもやっぱり、大きくて使いやすい(奥様のマメさがよくにじみ出た)キッチンがあるのだもの、
やはり和食を作らせてもらおう、ということに。勇輝が所望したのは、なぜか「スタ丼」。
無理!でもなんとかそれっぽいものを準備して、最後は勇輝さん自ら調理。できた!

P6040542_rs
これが完成図、だそう。

P6040544_rs
まあまあ食べてみてよ。
優しいデイルはうまい!とたいらげてくれました。よかったね。

P6040546_rs
旅の途中たびたび(!)行っている「何が食べたいか選手権」で、何度も1位に輝いてきた
そう、それが、そうめん。念願叶ったり!


P6040549_rs

そんなことをやってるうちに、日本食が好きだというミシェルが噂を聞きつけ、
ぜひうちでパーティをってことに。「ハイ喜んでーー!!!」

仕事を辞めたいま、私の職業は「主婦」である。それは間違いない。
ここは頑張らねば日本の主婦の恥!人妻の恥!団地妻の恥!頑張れニッポン!

とは言ったものの、はうっ、大丈夫か?しかも当日人数を聞くと子供合わせて10人だという。
キッチンの主、奥様の居ぬ間に失礼します。2時間前から仕込み開始。
やばい、時間たんない・・・ あわわ・・・

P6040550_rs
ツナマヨとたまごときゅうりの太巻き。
あと5~6本はあっちで巻こう。からあげの肉をしょうが醤油に漬け込み、
謎のキングフィッシュの切り身をみそダレに漬け込み、
わかめをもどしてゴマダレと酢にそれぞれ漬け込み、
(1個300円もした豆腐×3丁は腐ってて使えなかった!ひぃー殺生な!)
お好み焼きの具を勇輝にとにかく切り刻んでもらい、いんげんを茹で、とにかく出発!

P6050560_rs
あとはミシェル宅で仕上げ。
フィリピンから来ている住み込み家政婦のファティマに手伝ってもらいながら。
はぁはぁ言いながら。

P6050558_rs
なんとか喜んでもらえた!!!ハイ喜んでーー!!!
(箸の練習中の末っ子マリアーン超可愛い)

P6050568_rs
最初のつもりがなぜか最後になってしまったお好み焼き。
みんな腹いっぱいで残ってもた・・・

P6050564_rs
関係ないけど日記を書くマリアーン。とにかく可愛い。
「見ちゃダメ!」だって。はいよー

全国の奥様、ほんと、毎日ご苦労様です。
アタマさがります。
ありがとうございます!
旦那が言わないなら私が言います。
いつも美味しいよ。愛してるよ!

そんなこんなで夜は更け・・・
愉快な宴と笑い声とワキ汗びっしょりの私。

そして明日はイラーン。

この、アブダビでの素敵ライフによって
ふんわりしたお腹とすっかりゆるみきった顔に、
後に衝撃の事態が待ち受けていようとは、
この時誰も知る由もなかったのである・・・・

ゴクリ。
(MIWA)