突然ですが、ひとつのチャレンジを決意しましたので、
ここに告白、というか告知をさせてください。
このブログをご覧のあなた、
9月の連休、僕らと一緒にインドに行きませんか??
ちょっと長くなりますが、経緯や思い、概要を書くので
読んで頂ければ嬉しいです。
経緯
5月に帰国を決意してから、いままでの旅を振り返るとともに、
9月以降の日本での新たな生活についてずっと考えてきました。
幸運にも出ることができたこの旅とは、なんだったのか、
この経験を、この先の人生にどうつなげ、どのような形で恩返しができるのか。
振り返ると本当に素晴らしい思い出ばかりの1年半でしたが、
中でもインドから始めた「ソーシャルトラベル」の試みは格別でした。
現地の人々の中に1歩踏みこんで一緒に活動することで、
観光だけでは見えなかったであろうリアリティに対面、
驚き、悩み、興奮、喜び、学び全てがギュウギュウに詰まった最高の体験となるとともに、
旅の、いや人生のターニングポイントになったような気もします。
では、ソーシャルトラベルとは、なんだったのだろう?
2人で改めていろいろ話をしました。
すべての始まりは、インドでした。
「WHYインド?」「ジコマンじゃない?」
足かせになっていたこういった問いは、
とにかく動いてみた結果、いつの間にか消えていました。
未来のHOPEの一片にでもつながるのであれば、
どこでもいい、なんでもいい、できる限りでいいじゃないか、
という僕らの「selfish compassion」を見つけた、全てのはじまり。
(村の学校へ机と椅子をプレゼント&一緒にペンキ塗り)
続いてネパールでは日本とネパールのつながりにより生まれる感動を、
(ブログを通じて女性グループの商品を日本へ販売)
マラウィでは与えるだけでなく自立を促す事の重要性を、
(村の若者達と観光客向け新商品の共同開発)
それと数千の子供達を考えると「キレイ事だけじゃないシビアなお金の現実」を、
(村の学校とともに音楽フェスでチャリティショップを。学校の生徒数は2,200人!)
他にも数え切れない様々なことを、学ぶことができました。
逆に、僕らの活動は現地の人たちの助けにどれだけなれたのか?
これは非常に難しい問題だと感じています。
「限られた期間と予算を考えれば」よくやった、という自画自賛な思いもあるけれど、
そんな括弧書きは現地の人にとっては知ったこっちゃない訳だし、
やはり現地に根を張って活動する人々を考えると正直甘いと思います。
この点は、現時点では「少ないとしても未来へのHOPEを生み出した」という事、
「ゼロがイチになった価値がある」という事で、自身を納得させています。
そんな中で、一番強く感じていることがあります。
それは、「すべて人だったんだな」ということです。
社会貢献がなんちゃらと小難しい議論も書きましたが、
僕らを突き動かし、僕らの心をわしづかみにしたのは、
子供たちのキラキラした笑顔は勿論だけど、
現地に根を張って汗をかき果てしない課題に挑み続ける
現地のソーシャルワーカー達でした。
プラモド、タラ、モニク、ケン、ジョン、、、。
彼らにほれた。好きだから、力になりたい。
結局すべてはそのシンプルな感情から生まれたものでした。
そしてソーシャルトラベルの活動で得た一番の財産は、
彼ら彼女らとのつながりである、と心の底から感じています。
そして、気づいたのです。
「世界とつながる喜び。幸せ。」
これこそが、ソーシャルトラベルで、この1年半の旅で見つけた、
かけがえの無い人生の価値であると。
環境も価値観も均一化された東京に生まれ育った僕らにとって、
特にインドやアフリカのように大きく異なる地で、
現地の人々とのつながりを持てたことは、何か決定的なものでした。
うまく説明できません、いやしようとも思いませんが、
とにかくこれなんです。
だから決意したのです。
自分自身としては旅の後も世界とつながり続けよう、
彼らソーシャルワーカーの助けになる活動を続けよう、
対外的には、日本の人たちが世界と、彼らとつながるきっかけをつくっていこうと。
こうして、旅の最後に、いや次の人生の始まりに、
もう1度インドに行く事に決めました。
もう1度プラモドに、みんなに会いに行こう。
今後の人生でどうやってつながっていけるか、支援していけるかを、
具体的に模索しに行こうと考えています。
そして今回は、日本から参加者を募るツアー、というか合宿?形式にして、
できれば1人でも多くの人と、インド体験を共有したいと考えました。
題して
「ひげボと行くソーシャル合宿2011 ~ don’t think, feel India ~」
今回を第一回として、例えば来年はマラウィに、次はネパールに、
といった形で、これから継続してツアーを開催するための
第一歩にできればと考えています。
概要
ということで前置き長くなりましたが、下記概要です。
参加人数や状況を見て適宜更新していきたいと思います。
期間 :
2011年9月16日~23日(のうち可能な期間にご参加下さい)
開催地:
インド>ビハール州>ブッダガヤ
(日本からはまずムンバイ、デリー、コルカタいずれかへ飛んだ上で、
そこから電車もしくは国内線飛行機での移動となります。詳細ご相談ください)
プログラム:
・ソーシャルトラベルで支援したRISE UPに加え、近隣の学校や社会企業家を訪問、
「何ができるか?」を共に検討し、実際に支援活動を 実施
・ローカル宅を訪問してのカレー対決(案)やRISE UPでのカルチャーイベント開催(例:凧揚げ大会)
・毎朝5時から座禅、夜はビールとカレーとともに暑苦しい活動報告と語らい
などを考えています(参加状況を見て詳細決定)
井戸建設プロジェクト
医療プロジェクト
RISE UP以外の学校も
村の女性支援
RISE UP卒業生たちの自宅
スタイル:
従来型のボランティアツアーのように全て用意された環境に来て頂くというより、
僕らと一緒にチャレンジし、共に考えていくようなものになります。
費用 :
すべて参加者にて実費をご負担ください。
フライト代金以外は1日5,000円見れば豪遊できる国です。
ブッダガヤでの宿泊先は参加者数とご要望を見た上で僕らで手配いたします。
(もちろん実費のみのご負担となります)
参加資格:
年齢、性別、国籍、性格、語学力、まったく不問です。
オープンマインドとチャレンジ精神は大歓迎です!
その他:
・インド入国にはビザが必要となるため事前の取得をお願いいたします。
・インド渡航に際して法的に必要とされる予防接種はありません。
厚労省検疫所などでは長期滞在者には一部の接種を勧めていますが、
個人的には数日の滞在期間、十分な予防をすればリスクは極めて低いと思います。
それよりも消毒液や虫除けの持参を忘れずに。
・万が一病気や怪我、トラブルのための旅行保険への加入はおすすめします。
参加希望やご検討に際してのご相談・ご質問につきましては、
当ブログ記事へのコメントもしくはhigeboin@ジーメイル.com宛てに、
2011年7月末日までにお送りください。
是非ともご家族ご友人を お誘いあわせの上、ご検討ください。
長くなりましたが、以上となります。
ツアーというより「合流しましょう!」というニュアンスの強いものではありますが、
ただでさえ刺激的なインドでの、更にローカルでディープでドアツい体験は期待頂けます。
サブタイトル通り don’t think, feel India 、とにかく絶対ヤバいと思います、
皆様の参加を心よりお待ちしております!!!