先日ある友人からこんなコメントを頂きました。
「勇輝ってさ、楽しんでるのは伝わってくるんだけど、
いつも最高!ヤバい!で結局どこがどうなのか分からないんだよね」
なるほど。
確かにボキャブラリが極端に少ない。
というか「ヤバい」に代わる表現を持っていない。
若者の日本語能力の低下に日本の将来を憂う気持ちは僕にもありますが、
言わせて下さい。
ブラジル、ヤバいです。
2014年W杯。
ポルトガル語難しいけど親指立てれば全てのコトがすむ
このハッピーな国にまた帰ってくる事を夢見て、
これから一生懸命働いていきたいと思います。
さてそんなブラジルを愛する理由の大きな1つは、サーフィン。
なんたって日本の22倍のクッソでかい国土の東側はぜぇーんぶ大西洋、
うん千kmの海岸線が続く訳で。
そんなサーフィンなブラジルをフラッシュバックさせて下さい。
まず訪れたのがブラジル南部、サンタカトリーナ島。
リゾート開発の進んだ北部と田舎っぽさの残る南部までポイントが続く中、
僕らは南部のマタデイロというポイントへ滞在した。
1~1.5kmほどが湾になったポイント。
ボードレンタルができるサーフスクールがかろうじて1つあった。3日で1,000円。安い。
冬だったのでシーガルorフルスーツ無いとかなり厳しい水温。ブラジルも南部は寒いのです。
風が強くよれ目だったが、比較的乗りやすい波だった。残念ながら僕はこんなじゃないけれど。
何故か町から僕についてきてサーフ中ずっと待っててくれた犬たち。
オフシーズンはレストランも店もどこも開いていない。
日没までサーフという最高の響きの裏にある、他にやる事が無いという現実
でもやっぱ美しいし、最高でした。
町の中心にある小さな教会を抜け宿に戻る、という幸せ実感中の図。
続いてやって来たは、リオデジャネイロ。
観光ついでに、と言うには恐縮なほどいい波が待っています。
まずは有名なコパカバーナビーチ。
夏は人でごったがえすここも、うねりが入れば危険サインが。
それもそのはず、この日は頭半くらいのかなりいい波が入っていた。
けど、普段はそのさらに南のイパネマビーチの、
北(手前)の端、アポアドールというポイントにサーファーは集まる。
(レンタルするならこの裏にショップあり。1日1500円。高い。)
左手には岩がありレフトのポイントブレーク
毎日ムネ~肩くらいコンスタントに入っていた。
でもサイズ以上のパワーを感じたのは怪我をした僕だけだろうか。
ちなみにコパカバーナからイパネマ、その南のレブロンまで、
こうしたライフガード拠点が連なっているので怪我の際は是非こちらへ。
もっとメロウでゆったりしたサーフタウンがご希望なら、赤道を目指し北上しよう。
ヤバさを極めたバイーア州、イタカレでござぃあす。
直行バスも無く行くのはちとだけ骨が折れるけれど、それだけの雰囲気は保障いたします。
町の中心から石畳の道を歩くこと10分。イタカレを代表するポイント、チリリカへ。
幅2-300メートルの小さなビーチだが、波は強烈。
速くてホレホレで、カレントも強め。かなり打ちのめされました。。。
とはいえ念願の裸サーフ実現に幸せどした。
どうでもいいけど、なんかみんなカッコよかった。
でもイタカレはチリリカだけじゃない。町から南へ続く海岸線の全てがポイントらしい。
ローカルバスに乗って別ポイントを目指した。
バスの後ジャングルを抜ける必要がある。
てかその道がまた最高で、
20分後、やっと着いたのがエンヘニョ~サというビーチ。
ポル語の「●●~サ」という響きはクセになる、鼻にかけてたる目に伸ばしてサはツァに近い感じ。
1つだけフルーツジュースを飲ませる店があるけど、
ほかは何にも無くて、
無くて。
無くて。
こういう観光化されず自然が手付かずで残りつつ、
まったく無人でもなくアクセスもほど良いビーチはかなり貴重だと思う。
ていうか個人的にめっちゃツボだった。
波はパワーはあるけどたるくて乗りやすいし、ガラ空きだし、
心からのお気に入りビーチに登録させて頂きました。
以上、ブラジルサーフィンな記憶を終わります。
次はメキシコで入水予定です!!!