すっかり元気になった勇輝くん。おめでとう。
結局エレクトラルの代わりに飲んだ「グルコンD」ってやつは、
脱水症状ケアとは関係ないものだったけど、なんか治ってよかったね。
病は気から。角砂糖でも薬と思えば治るってあれだ。ホメオパシーだっけ?
さて8日も居て危うく居つきそうになっていたサウスビーチに別れを告げ、
南へと旅を進めることにする。まずPanjim(PANAJI)に行くため、
一度マプサに出る。バスで30分。10R。
マプサのでっかいバスターミナルに降りる。
リオさんが興奮して薦めてきて私がバカにしたサーカスがやってる。
(全然可愛くない)Russian Chicsが売りなんだとか。
あれ?勇輝、行く気マンマン?嘘でしょ?3時間もやるんだよ?
「パナジには30分あれば着く。夕方までに着けばいいでしょ」
というわけでサーカス。
結論から言うと、Thank youリオさん、でした。
200ルピーの砂被り席から30ルピーのベンチ席まである中70ルピー(140円)
というまた中途半端な席に座ってしまった私たちでしたが、
なかなか広くちゃんとしたテントの中でいよいよ始まった
それはそれは痛快な3時間。中途半端さ含めてすべてがメーター振り切れて
ダサくてそれはもうむず痒くてよかった。
ハラチノ先輩とかライター庄司さんとか水野美紀さんとか大好物だろうな。
めちゃくちゃ下手な踊りと、つのだ☆ひろがやりそうなメローなミュージック。
ドリフみたいなちゃちな場面展開。
キメらしきところで入るMCの「オウーワンダフール!」の太い声。
「ええー!」とか「それだけっ?」とか突っ込みドコロ満載というかドコロしかない。
ああ、観られてよかった。はあはあ。面白いよお前可愛いよはあはあ。
(ちなみに勇輝は空中ブランコと、オートバイで球状のかごの中を走り回る
という芸が感動したらしく拍手していました。君はいい子だよ)
噂の看板の前で待つ。もうドキドキが止まらない。
期待が膨らむ門構え。
だらっとしたぐるっと一周、という演目。
乙女のアゴの力を利用した曲芸。3人が全力で回る。
強靭な体力とバランスを披露するのジャマイカン?のグループ。見ごたえあった。
「ジャーン」のキメのとこで思い切りカブる綿菓子売り。
ぞうの上で「ジャーン」。
フラフープが上手、という演目。
つまらなそうにカバを棒で叩いて一周させる、という演目。
固唾を呑んでいる、もしくは微妙な顔、のよくわからない観客(30R席)。
ああ、本当にいいものを見せてもらった。
(MIWA)