前日夜8時から絶飲食で臨んだ胃カメラ検査。
胃腸の専門医が担当するということで若干怯えていましたが、
登場した青年医師は胃粘膜フェチとかそういう感じでも
なさそうだったので安心しました。
どちらかと言えば、あまり世間に関心事がなさそうな、
つかみどころのない感じでした。
こういう男は付き合ったらヤキモキしそうだな…
失敬。
なにしろ今回はわたくし余裕がありました。ハイ。
10年前に胃カメラ経験済みでしたから。
そのときそんなに苦しくなかった覚えがあるのです。
10年も経ってたら絶対改良されててさらに苦しくないはずだし。
ニッポン医療の進歩の息吹を食道全体で実感するはずだと。
まあ、この白白しい前置きで勘付く方も多いでしょう。
そう、その予想はスコンと気持ちよく裏切られましたよ。
びっくりしました。阿鼻叫喚でした。
画像を撮っていなかったのが残念です。
33歳。IN RED風に言えば大人可愛い30代女子ですよ。
口にわっかをはめられて、そこからつれづれなるまま
よだれをたらし、ウミガメのように涙も流し、
背中をさする看護婦さんの温もりだけを支えに呼吸をし、
たまにありえない地響きのようなゲップをするという図です。
ボゲーーーーーーーーーーーフ。
地獄絵図です。
ああ、私はなんの罪でこのような罰を?!
必然的にそういう方向に思考がまいります。
このような辱めを近年経験しておりませんので。
気を失いそうな(失いたい)ほど恥ずかしい。
そこでハッと気づきました。
ぎゃーーーーーー!!!!!
先生、目がキランてしてるううううううーーーーー!!!!
そういうことでした。彼は胃カメラフェチだったのです。
いやあああーーーーーーー!!!!!!
ハイ。
妄想は止まることを知らない33歳人妻です。
とにかく、もう二度と体内にカメラは入れたくない。
病院も嫌。手術とか超嫌。と確信し、
自分の身体は守って労ってゆかねば、と
誓ったのです。ありがとうございました。
(miwa)