アフリカ振り返りシリーズの最後は、
心をぐわんぐわんやられた、
忘れられない瞬間や景色を。

アフリカ、感動ベスト5、いきます。

 

No.5
グッバイカタベイな夜 (カタベイ、マラウィ)

ぼったくる対象の一観光客から、友人へ。
僕らの中で、彼らの中で、何かが変わった数日間。
たとえもう2度と会えなかったとしても、
フレンドシップは永遠。そう思える。
悩んで葛藤した末に得た、さわやかな感動。

 

 

No.4
W杯ガーナvsウルグアイのパブリックビューイング(ケープタウン、南ア)

アフリカから唯一ベスト8に進出したガーナへの熱狂的応援、
それを盛り上げる試合前の”Waving Flag”(コカコーラの曲)、
ぐぉぉおおおと地響きがするような歓声とブブゼラ。
急遽南アまで来て本当に良かった、
後で曲聞いて涙するほど感動した瞬間。

 

No.3
KOCHEスクール2200人の衝撃(コポラ、マラウィ)

宿のオーナーがチェアマンをしてるという事で
軽い気持ちで訪問した地元の小学校。
そこで対面した、2200人の迫力。
度肝を抜かれた。
キレイ事だけではないとショックを受けた、アフリカの現実。
このショックからチャリティショップ企画へとつながった

 

No.2
NAMIBIA(ナミビア)

問答無用に圧倒的な大自然。
そのスケールと美しさを形容する言葉を知りません。

 

No.1
KOCHEスクール送別会(コポラ、マラウィ)

学校あげての大仕事となったチャリティショップを終え
転校する先生とともに旅立つ僕らも送別してもらった。
彼らのあたたかさがずっしり伝わってきて
「学校の一員として受け入れてもらえた」
心底そう思えた。

ちょっと長いですがアフリカンスタイルの送別会の雰囲気を動画でも。

 

*

 

日本代表が決勝リーグに進出しなければ行かなかった、南アフリカ。
レンタカーが安いからと小旅行に出かけた、ナミビア。
車が壊れなかったら行くことはなかった、ザンビア、そして、マラウィ。
カタベイで作った資料がケンの目に留まり親善大使のオファーへ発展し、
ケンの所へ行く事で空き時間ができKOCHEスクールを訪問する事になり、
カタベイで作ったChibukuグッズがきっかけで
最終的にLake of StarsにおけるチャリティショップにGOが出た。

Like a Rolling Stone.
まさに転がる石のように、成り行きに任せに進んだ
僕らのアフリカ4ヶ月の旅。

絶望的なまでのスケールの大自然に完全に打ちのめされ、
未発達なインフラ環境からは「知恵を使って生きる」大切さを学び、
現地に住む人々やその生活環境からは、
レイシズムや支援の難しさなどを考えさせられた。

振り返って、感じたことが2つある。

1つは、点と点は繋がるという事。
信念を元にとった行動、その点は、
その先何かの形で他の点と繋がり、線となって未来を形作る。
ジョブスのスピーチを、まさに体感した形だ。
だから、強く信じて、行動していこう。
前よりもっと、そう思える。

もう1つは、大きな力の存在。
これはある意味1つ目の話と矛盾するけれど、
僕らは、転がり続けながらも、何かに導かれていた気がする。
大半の事は、自分の力ではどうにもならない、
時に偶然とか奇跡などと形容される何か大きな力によって
動いているような気がする。

その「何か」が何なのかを突き詰める気はないけれど、
僕らをアフリカに導いてもらった事、
数多くの出会いと学びを与えてもらった事、
線へ繋がる点のための努力をさせてもらえた事、
心から感謝したい。