おまっとさんでした、風呂に入らないとヒゲがほのかに臭う、本間勇輝です。
アド街アイレス、ベスト10に突入です!
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アルゼンチンを、いや南米をリードする流行発信地。
最先端のショップ、カフェ、ギャラリーやクラブが集結する最もイケてるエリア。
第10位、パレルモ。
セントロからメトロで8駅、プラザイタリアを基点として広がる
緑にあふれた高級エリア、パレルモ。
中央を走る鉄道を境に東側はファッションの中心パレルモSOHO、
西側は映画制作スタジオや人気のクラブが軒を連ねるパレルモHollywood、
大きく2つの地区に分かれます。
街路樹の気持ちよい石畳の道を歩けば、左右に並ぶショップやカフェの数々。
そのほとんどがコロニアル時代からの古い建物をリノベーションしたもので、
独特の雰囲気を楽しめます。
(SOHOのショップにもさい古着パーカーとトレッキングシューズで臨む東洋人)
(Hollywoodにあった撮影用の貸し衣装の古着屋もカッコいい)
(洋服だけでなく靴やバッグも個性的なショップが満載です)
価格は日本と比較してどれも半額程度。
ショップも数も多く品揃え抜群なので、
きっとお気に入りの何かを見つけられること間違いありません。
(人気のオーガニック化粧品Reginaも勿論半額。
キャピキャピのギャルはスペイン語ができなくても喜んでメイクしてくれます)
(買い物に疲れたらお気に入りカフェを見つけてカフェで一休み。これも楽しみのひとつ)
まる1日、どころか何日通っても飽きない魅力のつまったパレルモ。
日本帰国後のカード請求の事だけは忘れないように楽しんでください。
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やっと来ました肉です肉だよ肉なのです。
ブエノスで最も有名なお店はここかもしれません、
第9位、La Cabrera。
パレルモSOHOの一角、
店名であるCabrera通り沿いで行列を見つけたらそれは間違いなくここでしょう。
クラシックさとモダンさが適度に混ざった雰囲気のよいこのパリージャ(ステーキ屋)、
しかし魅力はなんと言ってもその料理にあります。
(店内はいつも活気があり内装やメニューボードもかわいく見るだけで楽しい)
(サーロインステーキ1700円は2人で分けても十分なボリューム)
噂にたがわぬ上質の肉、絶妙な焼き加減、それだけで満足なのに、
付け合せやソースがどれもこれも圧倒的に美味しい。
ドライトマトのオリーブオイル漬けの酸味と旨みのバランスなぞ卒倒ものです。
(残念ながら日本で言うお通しのように有料ですアシカラズ)
2人でランチ(ワインハーフボトル込み)4000円と多少お値段ははりますが、
付け合せや食後のチュッパチャプス(下写真)など客の心をくすぐるサービスも充実。
悔しいけれど、まいりましたな満足度でリピートしてしまいました。
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美しいだけじゃない、もうひとつのブエノスアイレス。
第7位、Retiroとローカルライフ。
長距離バスターミナルと鉄道駅が集結し、ブエノスの玄関口となっているRetiro地区。
周囲をスラムに囲まれ、雑然と物売りや格安フードの屋台が並ぶここは、
今まで紹介してきた「ステキで」「美しい」世界とは全く異なる空気が流れています。
(長距離バスターミナル)
(何十ものバス停が並び多くの人々が列をなす)
(定番フードはチョリパン(ソーセージサンド)やハンバーガー、100円から)
目に付くのは、そこに生活する人々の人種でしょう。
今までパレルモで見てきたような白人アルゼンチン人を見かけることは少なく、
そのほとんどがアフリカ系かペルーやボリビアなどからと思しき人々。
彼らの多くが肉体労働系の仕事をしている様子だ。
世界各国から移民を受け入れ続けてきた南米のメガシティに存在する、
人種による職業やエリアの区別。
これも含めブエノス(=素晴らしい)アイレス(=空気)の現実だと強く印象に残った。
思えばこういったショックはアフリカ以来かもしれない。
屋台で隣になった人たちと少し話をしてみた。
一言目には「こんな所で食べていて楽しいの?」、次には「ここではカメラは気をつけな」。
速過ぎて訛りがキツくほぼ聞き取れないながら理解した2つの言葉。
白人のいないローカルエリアでビールを楽しそうに飲み、
言葉の通じない旅行者に本当に優しく笑いかけてくれる彼らの笑顔を、
何故だか数日忘れることができなかった。
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1歩外に出れば必ず何かが聞こえてくる。
第7位、音楽のある街角。
この街は、音楽なしでは語ることができません。
滞在中、路上のライブやパフォーマンスに出会わなかった日は無かった、
そう言っても過言ではありません。
タンゴに限らずラテンポップやロック、オペラまで、
あらゆるジャンルの音楽が街中に流れています。
しかもそのほとんどが無料で聞けちゃうからたまりません。
(セントロで道を封鎖して行われた大御所らしき人による歌謡コンサート)
(パレルモの夜を彩っていたのはドラムンベースなジャムバンドだった、何でもあり)
(一番感動したのはタンゴの聖地サンテルモでやっていた
速いビートとロック&スカ?なアレンジが最高だったタンゴフィージョンのパフォーマンス、
迷わずCD購入してしまった)
もちろん、有料のライブもいいタマを揃えてあなたをお待ちしています。
数多くのライブハウスやクラブがあるこの街では、
常にどこかで国内外のアーティストによるライブが行われています。
オススメのハコの1つはNICETO CLUB、行けなかったけどJamie Riddelが来ていた。
あと毎年開催のフェスQuilmes Rock、今年はジャックジョンソン本当に最高だった。
ふつ~のTシャツでふらりと出てきたジャックさん、
途中歌詞を忘れたりしながら過剰な演出ゼロで通した2時間は
まさにジャックジョンソンワールド。会場全体がメロウで幸せな空気に包まれた。
眉間にしわよせてないでシンプルに生きよう、そう思った。
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老舗を知らずして肉は語れません。
クラシックパリージャの真髄、個人的ブエノスNo.1 のお肉はここです!
第6位、Don Julio。
しつこいですが、かれこれ1ヶ月、本当に毎日肉を食べ続けてきました。
何件のレストランやパリージャに足を運んだか分かりません。
その中でとにかく一番好きですドン・フーリオ。
(パレルモの閑静な住宅街、ひっそりとたたずむ感じがまず好き)
時代が変わろうと、変わらないものがある。
それが何なのかわからないけれど、何かを大切に守り続けてきた、
そんな歴史をお店全体から感じることができます。
(メインでオーダーしたハラミ、1200円。ドゥルンとした舌触り、絶妙の歯ごたえと味わい。
サーロイン、フィレ、リブロースいずれとも異なる素晴らしい一品でございました)
クラシカルな内装とピシっとしたサービスで「一流」を感じさせつつ、
値段はお手ごろ、かつフレンドリーな接客でなんとも居心地が良い。
やはりレストランは料理に加えて雰囲気、サービスを含めた、
全体としての体験だなあとしみじみ感じさせてくれる優良店です。
なお、もちろんメインの肉が最高ですが、
前菜にチョリソーやチーズのグリルなんてのも
常連定番メニューとしておすすめです。
前菜1品+ステーキ含むメイン2品+グラスシャンパン+ワインボトル1本
お腹いっぱい胸いっぱい血中アルコールいっぱいのお値段は2人でわずか4000円です。
(次回、いよいよベスト5に続きます!)