そういえば予算関連の投稿をアジア以来していないヒゲですこんばんわ。
予算2人で400万円と言ってたけどお前ら絶対オーバーしてるだろう、
というツッコミは厳禁でお願いします。
さて気を取り直していきますいよいよ終盤TOP5へ突入です!
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ダンスだけではありません。
観るだけでなく、聴いて感じるタンゴをあなたに。
第5位、市民のタンゴ演奏会。
アートと音楽にあふれた街ブエノスアイレスでは、
国や市が主催する各種イベントも目白押しです。しかもその多くが無料!
中でもタンゴの生演奏はこの街では外せません。
常に更新されるためガイドブックには載ってないお得な情報、
街のフリーペーパーや政府発行の小冊子をゲットしましょう。
(といいつつ僕らは前職の仲間、熱血センター長ことヤママユに
色々ご紹介を頂きこのお宝情報にたどり着きました。ムーチョ感謝!)
まずは毎週木曜日、TEATRO ALVEARで開催される市民オーケストラ。(上写真)
300人くらいの会場は平日にもかかわらずほぼ満席。
といっても小箱なので間近でオーケストラを堪能できます。
バイオリン、ビオラ、チェロ、コンバスにピアノのクラシックメンバー、
それにタンゴならではのバンドネオン、ギター、いい声すぎるボーカル、
が奏でる演奏は迫力満点でございます。
そして、もう1つ。
ヤママユにご紹介頂いた現地でご活躍のバンドネオン奏者、
キクコさんが演奏されるというDURADOというサロンへお邪魔しました。
(開演2時間前に行列して整理券ゲットしないと入れない人気イベント)
(歴史あるサロンのようで内装めっさカッコいいです)
タンゴの本場で、しかもこんな素晴らしい所で日本人が演奏してるとは、
勝手になんだか誇らしくなってしまいます。
演奏も素晴らしかった!
実はこれが初のブエノスタンゴ体験でしたが、
今まで聞いていた音楽とは全く違うそのワールドにグウと惹き込まれました。
特に盛り上がりどころでバンドネオンマエストロが雄たけびをあげ、
バンド全体がグウワァっとひとつになるようなヴァイヴ、
観てるこっちもかなり興奮しました。
(中央のバンドネオンがキクコさん、飲むとめっさ面白い話については書きません)
ところで気がついた人はいましたでしょうか。
いずれの写真も、観客席のご年齢が高め設定されていることを。
半数以上がホワイトヘヤー。
そうなんです、ブエノス=タンゴとインプットされてきた方が多いと思いますが、
若いタンゴフアンに出会うことはほとんどありませんでした。
実際数人の若者に聞いてみたところ「タンゴ?うーん。。。」という反応。
僕らは本当に感動したので、こんな素晴らしいものをもったいない!
と思いますが、日本で言う相撲や演歌のようなものなのでしょうか。
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強烈、壮絶、みなキテレツ。
試合以上に観客が見もの???
第4位、フトボル。
そうここは南米、アルゼンチン。
国民を熱狂させるこのスポーツを経験せずに国を出ちゃあいけません。
とにかくスゴいです。
これまでの旅の中でも、①南アW杯(日本vsパラグアイ)、②リーガエスパニョーラ(バルサ!)
と最高の舞台を観戦してきましたが、いずれにも劣らない、
それどころかインパクトではトップに躍り出たシロモノでございます。
(巨大スタジアムが自慢のリーベルの試合に行ってまいりました)
何がスゴいって観客のパワー、エナジー。
いや正直に言いましょう、下品さが半端ない。
試合1時間以上前から続いた野次合戦、
歌やかけ声では収まらないワイルドな男達が
唾液をとばしながら相手を罵倒する文句をシャウトしまくります。
人権団体もびっくりの内容、その様子、とにかく凄まじいの一言です。
(試合前なのに紙吹雪とか舞っちゃってる)
(連れてってくれたのはペルーで出会ったハビエル、ムーチョありがっと!)
シャウトの中身を知りたければ英語を話せるローカルに聞いてみましょう。
辞書には決して載っていない過激なスラングの数々をお勉強できます。
例えば相手側の選手がコーナーキックを蹴ろうとする時、
後ろから聞こえてくる「フォオオオロォーーーー!」という雄たけび。
まあ英語で言うところのアースホーってヤツですね。
2回目のコーナーキックでは「プータァ!」(いわゆるビッチってヤツですね)、
3回目のコーナーキックでは「ネグロ(黒い)フォオオロオオオ!」、
4回目のコーナーキックでは「お前の母ちゃんプータァァァア!」、
という活用を見せていました。
(価格の安いゴール裏の2階席は熱狂的ファンの集まるゾーン。
全体がざわざわ揺れててスゴかったけど、ハビエルは「危ないから行かせられない」と。)
プレイの質は正直バルサの試合を見てしまった後では微妙ですが、
そんなの関係ありません。
この雰囲気を味わうだけでも絶対に価値があると思います。
ダ○屋から購入の1階席、1400円なり。
ちなみに試合終了後は相手サポーターが帰るまで30分ほど席で足止め。
その間、観客達は出口につめかけギュウギュウ詰めになりながら、
相手サポーターを罵倒することを忘れませんでした。
「フェェーオーォォー(ぶさいく)!!」
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小箱ライブの興奮に全身の血液が大沸騰!
パレルモの新たな人気Jazzクラブ。
第3位、BORIS BAR。
パレルモHollywoodに数年前にできたばかりというJazzクラブ、BORIS。
Jazzに限らず幅広いジャンルの上質ライブを 週5でお届けする人気クラブです。
ブエノスの音楽ライフの幅を広げてみようと軽い気持ちで来てみたら、
これまたとんでもない衝撃を僕らに与えてくれました。
ライブ開始予定時刻の夜10時、
シンプルでスタイリッシュなバーといった雰囲気の店内は、
徐々に活気をおびてきました。
そして待つこと20分、ついにライブが始まります。
(今日の主役はcrossoul、抜群のルックスのボーカル3人が舞台に立つ、既に鳥肌もんです。)
(メンバーはボーカルのほかギター、ベース、ドラム、それにトランペットにサックス、
トロンボーンのホーン態の総勢13人の大所帯、大迫力)
(なんたってこの距離だからたまらない)
約1時間半のファンク&ソウルな演奏が終了、
肌がピリピリするような興奮は、まさに小箱ならでは。
なんと言ってよいやら分かりません、とにっかく最高でしたサイコーだよお前ら!
興奮と感動をありがとうBORIS。
チケットは1人1000円~とお手ごろですし、
お酒も旨いし(Tapizという白ワイン、オススメです)
雰囲気も音響も良いし、ほんっと満足してもらえると思います。
ライブの内容は日々変わるのでネットで確認してね。
(ちなみに間近で観たボーカル3人が惚れ惚れするほどカッコよくてマジしびれた。
こういうのもライブならではの感動)
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ということでBEST5前半、
あらためて音楽とスポーツの偉大さを確認する結果となりました。
旅は出会いの連続なんて言う人もいますが、
数あるイベントの中でもこの3つは格別、まさに素晴らしき出会いでした。
次回はついにTOP2、長かったシリーズもやっと終わりますやったぜ!