青い空と美しいラコンチャ湾。そんなイメージ写真で紹介されることの多いサンセバスチャンだが、冬は雨ばかりでどんよりグレーな世界が広がっている。天気予報を見ても雨、雨、雨。
でも、雨具とブーツをバッグに詰め込んで到着した翌日、待っていたのは清々しく晴れた、それはそれは美しい土曜日だった。こんな日はそう無いはずとカメラを持って外に出た。何度来てもホレボレする街並み、友人たちとの再会、新しい出会い。何でもないけど大切な、とある休日の記憶。
なんでも無いけど、なんだか幸せなとある休日。やっぱり好きだこの街が。幸先のよいスタートだ。